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Channel: ワードプレステーマTCD
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コンテンツの目的に合わせてレイアウトや構成を自由に変更しやすいCUREのページ制作機能について

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先日リリースいたしましたWordPressテーマ「CURE」ですが、前回の記事で書ききれなかった機能を当記事でご紹介したいと思います。下記の記事では、CUREの基本的な機能について解説いたしました。

基本的にTCDテーマは、テンプレートに用意されている項目を埋めていくだけで優れた導線設計のサイトが完成する仕様になっています。さらに業種や業界別に合わせてフィットしやすいデザインを施していることも特徴です。

なので、テーマごとにある程度は決め打ちのデザインにしている部分もあります。デザインや機能面は相互に影響しているので、当然といえば当然です。

CUREに関しましても基本的には医療機関や中規模以上の企業サイトにフィットするように開発いたしました。しかし、搭載されている柔軟なレイアウト機能を使えば、ページの印象を変えたり、コンテンツの魅せ方をガラッと変えることが可能です。

他のTCDテーマに比べて汎用性が高いので、本稿では応用的な機能に絞って解説していきたいと思います。

サイドコンテンツを編集してページの目的にフィットさせる

まずは、ブログやお知らせ記事のカラムレイアウトを柔軟に変更できる機能です。デモサイトでは下記のように右側にサイドコンテンツエリアを設けています。

ここにウィジェットで設定したコンテンツが表示されるというわけです。デモサイトでは、最上部に広告、新着記事、カテゴリー、記事スライダーなどを表示しています。CUREではこのエリアをボタン一つで丸ごと左側に移動することが可能です。

これだけでもかなり印象が変わります。また、左右のカラムで表示するウィジェットの種類を変更するとページアクセスに変化をもたらすことも考えられます。WEBサイトを訪れるユーザーの視線の動きには、ある程度の法則性があるとされているからです。カラムの表示位置で滞在率まで左右される場合もあります。

さらに、CUREでは完全にワンカラム仕様にすることも可能です。元々清潔感のある整頓されたデザインのテーマですが、ワンカラムにすることでさらにすっきりとした印象になり、ユーザーがメインのコンテンツにフォーカスしやすくなります。

ワンカラムに設定した場合は、アイキャッチの推奨サイズも変わるので、画像を綺麗に表示するためには画像を差し替える必要があります。また、サイドカラムに表示していたウィジェットからの流入が無くなる点については注意が必要です。

導線については本文中にリンクをセットするなどして対策することができますし、CUREならフッターや展開式のサイドメニューからも流入を期待できますね。

また、特定の記事だけをワンカラム仕様にすることも可能ですので、コンテンツの内容によって柔軟に設定いただけます。すべての記事をワンカラムにする必要はないということです。ちなみに、メインコンテンツの表示領域も自動で変更されるので、文章の見え方も変わります。字余りがないように調整することでより美しい紙面が出来上がりますね。

ワンカラムサイトを構築できるTCDテーマ

過去にリリースしていたワンカラムのサイトを構築できるテーマは下記の通りです。どれもごちゃつきのないスマートな記事ページを制作できます。

このあたりだと、ワンカラムサイトのスタイリッシュな印象がわかりやすいと思います。筆者個人的にはワンカラムのページがスッキリ見やすくて好きです。なんか余計な情報が少なくて読みやすくないですか?

CUREでは、各投稿内でこのようなスマートなワンカラム仕様に切り替えることができるということです。意図的に読ませるページを作ることができます。

柔軟なページ制作が可能な各種固定ページテンプレート

CUREの柔軟性は記事のカラムレイアウトを変更できる機能だけではありません。搭載されている固定ページテンプレートを使えば、様々なレイアウトでランディングページ(LP)などを制作することができます。

ほんの一例になりますが、デモサイトのこのようなページですね。これはどれもデフォルトテンプレートで本文を入力して制作しています。

どれもメインコンテンツの内容(サンプル)に変わりはありませんが、ヘッダーのデザインやフッター、サイドメニューの有無、メインコンテンツの幅などが異なるわけです。コンテンツが同じでも受ける印象は大きく異なります。

また、上のLPサンプルはどれも通常のエディターで本文を入力しただけですが、用意されているテンプレート内のコンテンツビルダーとフリースペースを組み合わせてページを作成できることで、CUREの自由度は圧倒的に高まります。

例えば、アバウトページを制作できるテンプレート内にあらかじめ用意されている「丸型画像コンテンツ」と通常のエディターで自由に記述できるフリースペースを組み合わせれば、こんな感じのページを作ることもスピーディです。

用意されているテンプレートと組み合わせることで、幅広い構成のページを素早く制作できるということです。LPを構成する要素については、下記記事が参考になると思いますので、宜しければご覧ください。

まとめ

CUREの高い汎用性についてご紹介して参りました。記事のカラムレイアウトや固定ページの構成を、訴求したい内容によってフレキシブルに切り替えることで、より効果的な訴求が可能になります。

もちろんデモサイトを参考に、用意されているテンプレートにコンテンツを当てはめていくだけでも、スムーズにサイトが完成します。基本的なサイト構築がスムーズにできるのは当たり前ですが、CUREではそれに加えてオリジナリティの高いページも制作可能ということです。コンテンツの内容によって訴求方法を工夫したい中上級者の方にもご活用いただけるテーマです。


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