コーポレートサイト(※1)は会社の顔として、重要な役割を持つWebサイトです。
ところが、「ただホームページを立ち上げただけで更新もしていない」という企業がとても多いのが実情です。その理由は、ECサイトなどと違い、直接的に売上に影響しにくいからだと思われます。
本稿では、コーポレートサイトはいつどのタイミングで誰に見られているのか?を紹介しながら、コーポレートサイトの重要性を紐解いていきたいと思います。
- コーポレートサイト(※1)
- コーポレートサイトとは企業情報を伝えるホームページで、会社概要、事業内容、沿革などが掲載されています。インターネット上の名刺であり「会社の顔」でもあります。
コーポレートサイトは誰に見られているか?
コーポレートサイトは、組織や売上に関わるときに見られている性質があります。具体的にはこのような人々に見られています。
- 新規ユーザー
- 取引先
- 金融機関
- 求職者
- 従業員
新規ユーザー
ネットユーザーはリアル店舗のユーザーよりも慎重に行動します。
あなたが知らないネットショップから買い物をするときを想像してみましょう。「商品が届くだろうか?」「ちゃんと活動してる企業だろうか?」と心配になったりしませんか。
新規ユーザーの中には実際にこのような不安を解消するために、検索エンジンなどから運営会社を調べます。その時にコーポレートサイトは見られているのです。
ゆえに、コーポレートサイトは売上に間接的に影響していると言えます。
取引先
取引先もあなたのコーポレートサイトを見ます。
例えば、初めての打ち合わせの時、先方の担当者は「会社の規模はどれくらいだろうか?」「他にどんなサービスをしているのだろうか?」など、コーポレートサイトの隅々までチェックしてから打ち合わせに望みます。
アクティブに更新されているコーポレートサイトは有利ですね。
金融機関
銀行などの金融機関もコーポレートサイトを見ます。口座開設、融資などの審査にも影響しないとは限りません。
求職者
特に重要なのは求人募集の時です。
コーポレートサイトにはその企業の空気感が出ますので、自分の頭で考えて動く求職者ほど、きちんとリサーチをします。求人応募のマッチング率にも影響します。
実際、私もよく面接をしているのでわかりますが、「コーポレートサイトを見て応募した」という人は少なくないです。
従業員
従業員も自社のコーポレートサイトを見ています。
コーポレートサイトにはその企業の空気感だけでなく、おおよその将来性までおぼろげに醸し出すものなので、スタッフが見てどう思うかもきちんと意識する必要があるかもしれません。
コーポレートサイトの役割と目的
コーポレートサイトの役割は企業情報と活動履歴を伝えることで、目的はその企業の信用や認知度をアップすることです。
企業情報は例えば次の5つを掲載するようにします。
- 会社概要
- 事業内容
- 沿革
- 代表者挨拶
- 問い合わせ
また上記に加え、イベント情報、活動履歴、プロジェクト、研究開発、休日のお知らせ、プレスリリースなど動的コンテンツを定期的に配信することで、企業の活動履歴を紹介します。
これらのコンテンツがあることで、どんな会社かを知ってもらうことができ、間接的に組織にいい影響を与えることになります。
まとめ
コーポレートサイトが誰に見られているかを知ることで、その重要性に触れてみました。「更新せず放置」「10年以上リニューアルしていない」という状態のコーポレートサイトがいかに機会損失を生んでいるかをご理解いただけたかと思います。
企業サイトは定期的に内容を見直し、Webデザインも3-5年程度でリニューアルした方がいいものなので、ぜひこの機会に精査してみてください。
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