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コンテンツの目的に合わせてレイアウトや構成を自由に変更しやすいCUREのページ制作機能について

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先日リリースいたしましたWordPressテーマ「CURE」ですが、前回の記事で書ききれなかった機能を当記事でご紹介したいと思います。下記の記事では、CUREの基本的な機能について解説いたしました。

基本的にTCDテーマは、テンプレートに用意されている項目を埋めていくだけで優れた導線設計のサイトが完成する仕様になっています。さらに業種や業界別に合わせてフィットしやすいデザインを施していることも特徴です。

なので、テーマごとにある程度は決め打ちのデザインにしている部分もあります。デザインや機能面は相互に影響しているので、当然といえば当然です。

CUREに関しましても基本的には医療機関や中規模以上の企業サイトにフィットするように開発いたしました。しかし、搭載されている柔軟なレイアウト機能を使えば、ページの印象を変えたり、コンテンツの魅せ方をガラッと変えることが可能です。

他のTCDテーマに比べて汎用性が高いので、本稿では応用的な機能に絞って解説していきたいと思います。

サイドコンテンツを編集してページの目的にフィットさせる

まずは、ブログやお知らせ記事のカラムレイアウトを柔軟に変更できる機能です。デモサイトでは下記のように右側にサイドコンテンツエリアを設けています。

ここにウィジェットで設定したコンテンツが表示されるというわけです。デモサイトでは、最上部に広告、新着記事、カテゴリー、記事スライダーなどを表示しています。CUREではこのエリアをボタン一つで丸ごと左側に移動することが可能です。

これだけでもかなり印象が変わります。また、左右のカラムで表示するウィジェットの種類を変更するとページアクセスに変化をもたらすことも考えられます。WEBサイトを訪れるユーザーの視線の動きには、ある程度の法則性があるとされているからです。カラムの表示位置で滞在率まで左右される場合もあります。

さらに、CUREでは完全にワンカラム仕様にすることも可能です。元々清潔感のある整頓されたデザインのテーマですが、ワンカラムにすることでさらにすっきりとした印象になり、ユーザーがメインのコンテンツにフォーカスしやすくなります。

ワンカラムに設定した場合は、アイキャッチの推奨サイズも変わるので、画像を綺麗に表示するためには画像を差し替える必要があります。また、サイドカラムに表示していたウィジェットからの流入が無くなる点については注意が必要です。

導線については本文中にリンクをセットするなどして対策することができますし、CUREならフッターや展開式のサイドメニューからも流入を期待できますね。

また、特定の記事だけをワンカラム仕様にすることも可能ですので、コンテンツの内容によって柔軟に設定いただけます。すべての記事をワンカラムにする必要はないということです。ちなみに、メインコンテンツの表示領域も自動で変更されるので、文章の見え方も変わります。字余りがないように調整することでより美しい紙面が出来上がりますね。

ワンカラムサイトを構築できるTCDテーマ

過去にリリースしていたワンカラムのサイトを構築できるテーマは下記の通りです。どれもごちゃつきのないスマートな記事ページを制作できます。

このあたりだと、ワンカラムサイトのスタイリッシュな印象がわかりやすいと思います。筆者個人的にはワンカラムのページがスッキリ見やすくて好きです。なんか余計な情報が少なくて読みやすくないですか?

CUREでは、各投稿内でこのようなスマートなワンカラム仕様に切り替えることができるということです。意図的に読ませるページを作ることができます。

柔軟なページ制作が可能な各種固定ページテンプレート

CUREの柔軟性は記事のカラムレイアウトを変更できる機能だけではありません。搭載されている固定ページテンプレートを使えば、様々なレイアウトでランディングページ(LP)などを制作することができます。

ほんの一例になりますが、デモサイトのこのようなページですね。これはどれもデフォルトテンプレートで本文を入力して制作しています。

どれもメインコンテンツの内容(サンプル)に変わりはありませんが、ヘッダーのデザインやフッター、サイドメニューの有無、メインコンテンツの幅などが異なるわけです。コンテンツが同じでも受ける印象は大きく異なります。

また、上のLPサンプルはどれも通常のエディターで本文を入力しただけですが、用意されているテンプレート内のコンテンツビルダーとフリースペースを組み合わせてページを作成できることで、CUREの自由度は圧倒的に高まります。

例えば、アバウトページを制作できるテンプレート内にあらかじめ用意されている「丸型画像コンテンツ」と通常のエディターで自由に記述できるフリースペースを組み合わせれば、こんな感じのページを作ることもスピーディです。

用意されているテンプレートと組み合わせることで、幅広い構成のページを素早く制作できるということです。LPを構成する要素については、下記記事が参考になると思いますので、宜しければご覧ください。

まとめ

CUREの高い汎用性についてご紹介して参りました。記事のカラムレイアウトや固定ページの構成を、訴求したい内容によってフレキシブルに切り替えることで、より効果的な訴求が可能になります。

もちろんデモサイトを参考に、用意されているテンプレートにコンテンツを当てはめていくだけでも、スムーズにサイトが完成します。基本的なサイト構築がスムーズにできるのは当たり前ですが、CUREではそれに加えてオリジナリティの高いページも制作可能ということです。コンテンツの内容によって訴求方法を工夫したい中上級者の方にもご活用いただけるテーマです。


サイト内検索でヒットしてしまう余計なページを除外できるプラグイン「Search Exclude」

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運営しているサイトのコンテンツが多くなってくると、訪れたユーザーはサイト内検索を活用して、目的のページへとアクセスするようになります。

ただそういう時って、運営者側が意図していないページまで表示されてしまうことがあるんです。

例えば、一時的に制作したキャンペーンページや、商品やサービス購入後のサンキューページなどですね。終了したキャンペーンの固定ページなどがヒットしてしまうのも不格好ですし、クレームに繋がる可能性もあります。特にサンキューページなどは、誰でも閲覧できると不正に利用される可能性も考えられるわけです。

ということで本稿では、検索結果に表示されるページを指定して除外できる便利なプラグインをご紹介したいと思います。

「Search Exclude」とは

機能は至ってシンプルで、サイト内検索でヒットするページから任意のページを除外できるプラグインになります。通常の投稿、固定ページ、カスタム投稿など、どのタイプのページでも指定したものを除外することが可能です。

「Search Exclude」のインストール

WordPressの管理画面から、プラグインの新規追加をクリックして「Search Exclude」と検索するか、下記ボタンよりダウンロードできます。

「Search Exclude」

「Search Exclude」の使い方

基本的な使い方

有効化した後に、投稿一覧画面を見てみましょう。通常の投稿でもいいですし、カスタム投稿タイプでも、固定ページでも構いません。

上の画像は固定ページの場合の例ですが、このように「Search Exclude」の列が追加されて表示されていると思います。ここで「Visible」と表示されている記事は従来通りサイト内検索にヒットするということです。

それでは、固定ページ「RANKING」をサイト内検索から除外してみましょう。

ページの編集画面に行って下記箇所にチェックを入れるだけです。

※万が一この部分が表示されていない場合は、右上の「表示オプション」内で「Search Exclude」にチェックが入っているか確認しましょう。

これでサイトのフロント画面から検索をかけてみてください。チェックしたページだけヒットしないようになりましたね。

  • ビフォー

複数のページを検索から除外する場合

弊社のように毎月商品が増えていくような複数の商品を扱うサイトや、定期的にキャンペーンを行っているサイトでは、多くの固定ページ(サンキューページや、LP)を作成すると思います。

複数ある場合、特定のページがしっかりと検索から除外されているか確認しておく必要があります。また逆に、検索にヒットするべきページが除外されている可能性もあるからです。

そのような場合は、デフォルトの「設定」内に「Search Exclude」が追加されているので、こちらを確認してみましょう。

投稿一覧から確認するより、ここで確認すると除外されているページのみが一覧で表示されるので、確認漏れを防げます。また、ここにヒットすべきページが含まれている場合は、チェックを外して「変更を保存」をクリックすれば元通りです(検索にヒットするようになります)。

ページのタイトルに加え、記事のタイプなども通常の投稿(post)、固定ページ(page)のように表示されるので、わかりやすいですね。

まとめ

簡単な操作で、検索結果に表示されるページを管理できるのでオススメです。コンテンツ量の多い中規模以上のサイトを運営されている方は、一度自分でサイト内検索をして確認してみてはいかがでしょうか?表示されるべきでないページが表示されている可能性があります。

訪問者がサイト内検索した時に余計なページを表示させないことはユーザービリティの向上にも繋がりますし、不要なトラブルを未然に防ぐこともできそうですね。

ブログを収益化するには?毎月安定して稼ぐための7ステップ仕組み構築法

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毎月、ブログで安定的に稼ぐには、収益化の仕組みづくりが必要です。具体的には、以下の7ステップにしたがって仕組みを構築します。

  1. 確実に収益化できるテーマ(ジャンル)を選ぶ
  2. ブログで集客したいターゲットを明確にする
  3. 自分の強みに基づいたポジショニングをする
  4. 戦略的なキーワード設計をおこなう
  5. ユーザーの課題や悩みを解決する記事を書く
  6. キラーページを作成する
  7. キラーページへの導線(CTA)を各記事に設置する

この7ステップを実行すれば、以下のフロー図のような仕組みを構築できます。

成約(収益化)までのフロー

このフロー図の意味がまだわからなくても、記事を読み進めていけば腑に落ちるので、ご安心ください。

「たまに商品が売れるけど、安定しない・・・」
「記事をいくら書いても、全然稼げない・・・」
「アフィリエイト広告を貼っても、成果が出ない・・・」

こんな悩みを抱えるアフィリエイターやブロガー必見の内容になっているので、ぜひ、これから解説する7ステップ仕組み構築法を学んで、実践してみてください。

それでは、見ていきましょう。

1. 確実に収益化できるテーマ(ジャンル)を選ぶ

テーマ(ジャンル)選びによって、ブログで稼げる金額は大きく変わってきます。もちろん、月に数万円程度なら、どんなテーマを選んでも大丈夫です。ただ、ブログで大きな金額を稼ぎたいなら、参入すべきテーマはある程度限定されます。

確実に収益化できる3大ビッグ・マーケット
健康・美容 人間関係 お金・ビジネス
  • ダイエット
  • 筋トレ
  • 食生活
  • 健康増進
  • ストレス軽減
  • デート
  • 結婚
  • 子育て
  • 起業
  • マーケティング
  • アフィリエイト
  • ブログで稼ぐ
  • ネットビジネス
  • 投資
  • 副業
  • 節約

人間の根源的欲求に根ざしたテーマは、古今東西で需要が絶えることのないビッグ・マーケットです。書店に行けば関連する書籍や雑誌が、インターネット上にもこのような情報がひしめいています。広告も頻繁に目にしますね?

もしあなたが規模的にビジネスを大きく成長させたいのであれば、3つのビッグ・マーケットのいずれかに参入することをオススメします。1人で運営するようなスモールビジネスでも、それなりの規模でビジネスを回すことが出来ます。

また、以下のリストも、参入テーマを決めるときの参考になります。選んだテーマで利益を出せるかどうかを判断する、簡易的なチェックリストです。

一般的に、お金を稼ぐ方法やダイエット法のように、問題の早期解決の手助けをするアイデアが最もよく売れる。私が「ビッグマネーリスト」(図1.3参照) と名づけた、売れるアイデアかどうかを見極めるリストは次の通りだ。

「ビッグマネー」 リスト
□ 稼げるようになる
□ お金の節約になる
□ 見た目を良くする
□ 健康/長寿につながる
□ 評判を高める
□ 安心感を与える
□ 安らぎを与える
□ 自由な時間を増やす
□ 人生を楽しくさせる
図1.3 売れるアイデアかどうかを見極める

出典:2016年 ダイレクト出版株式会社 『リスト・ビジネスの教科書』 【著】メアリエレン・トリビー

<ポイント!>
収益化のポイントは、「自分が書きたいこと」よりも「マーケット(市場)の需要」を優先することです。需要のないところに、お金は生まれないからです。

2. ブログで集客したいターゲットを明確にする

ターゲット選定(だれを集客するのか)は、ブログの成否に大きく影響します。ポイントはターゲットの絞り込みです。たとえば、「ダイエット」を参入テーマに選んだとしましょう。ターゲットは「ダイエットをしたい人」で問題ないでしょうか?

そんなわけはありませんよね。ターゲットの範囲が広すぎて、具体的な人物像がイメージできません。イメージできなければ、顔の見えない大勢を相手に記事を書くしかありませんが、それでは説得力が失われます。

それに、ターゲットを広く曖昧にすると、強力な競合(大手企業など)と真っ向から戦うことになります。だから、ターゲットを具体的に絞り込む必要があります。

例:ただ痩せる方法ではなく、確実に効果が出て、健康的かつ綺麗に痩せる方法を探している女性

具体的なターゲットを決めたら、ターゲットの思考回路を詳細にイメージするために、以下のようなペルソナシートを作ります。

ペルソナ設定シート

まず、ターゲットの思考フェーズ(段階)を、認知段階、検討段階、比較段階の3つに分けます。

  1. 認知段階:悩みや問題に気づいている(具体的な解決策はまだ頭にない)
  2. 検討段階:具体的な解決策を知って、どの方法がいいか検討している
  3. 比較段階:商品・サービスを比較検討している

3つのフェーズそれぞれにおけるターゲットの思考と、具体的な検索キーワードを書き出したのが、上記のペルソナシートです。これを作ることで、ターゲットの思考を深く理解できますし、対策する検索キーワードの方向性も見えてきます。

<ポイント!>
ターゲットを絞り込んで、認知段階、検討段階、比較段階の3フェーズごとの思考回路を書き出す。手間のかかる作業ですが、ここを固めておくと、このあとのステップの作業がスムーズに進みます。

3. 自分の強みに基づいたポジショニングをする

ポジショニングとは、「どのような専門家として自分を位置付けるのか?」ということです。その際、自分の強みや独自性を発揮できるポジションを探すことが重要です。具体的には、以下の3つを意識します。

  1. ターゲットが求めている
  2. 競合が提供できていない
  3. 自分は価値を提供できる

この3つが重なり合う領域が、あなたの強みを発揮できるポジションです(スイート・スポット)。

ポジショニング戦略の図

たとえば、ダイエットブログを運営していると仮定しましょう。ダイエットは多くの人が求めている情報なので、ここは問題ありません。

考えるべきは、「競合が提供できず、自分が提供できる価値はなにか?」ということです。いくつか例を挙げてみました。

  • 元パーソナルトレーナー(経験7年のプロ)
  • 栄養に関する資格を保有している
  • 「健康的かつ綺麗に痩せる方法」 の電子書籍を出している

これらの要素を組み合わせると、「パーソナルトレーナー経験7年のプロが教える、健康的かつ綺麗に痩せる方法」といったポジショニングができ上がります。

ただのダイエットを教える人ではなく、健康的かつ綺麗に痩せる方法を教えるプロ、というポジションを選択したわけです。

もう一つ例を挙げます。たとえば「ブログで稼ぐ」というテーマを選んだとします。競合はたくさん存在しますから、ポジショニングをしなければ周りに埋もれてしまいます。そこで、以下のようなポジショニングはどうでしょうか?

元広告代理店勤務、コンテンツマーケとSEOのプロが教える”記事力”養成ブログ

「ブログで稼ぐ」というテーマにおける「記事作成スキル」に絞っています(強みを発揮できる領域に集中)。そして、元広告代理店勤務のコンテンツマーケとSEOのプロシェッショナルということで、信頼性と権威性も担保できています。

<ポイント!>
ポジショニングは、「どのような専門家として自分を位置付けるのか?」ということ。そのジャンルで一番の専門家になる必要はありませんが、少なくとも、ターゲットにとって権威ある人物として位置付けられないと、モノはなかなか売れません。

4. 戦略的なキーワード設計をおこなう

2. ブログで集客したいターゲットを明確にするでも軽く説明しましたが、キーワードには以下の3つの種類があります。

認知段階:悩みや問題に気づいている(具体的な解決策はまだ頭にない)
検討段階:具体的な解決策を知って、どの方法がいいか検討している
比較段階:商品・サービスを比較検討している

ペルソナシートの図も、もう一度載せておきますね。

ペルソナ設定シート

これらのうち、コンバージョンに最も近いのは比較段階のキーワードで、逆にコンバージョンから遠いのは認知段階のキーワードです。

キーワードの特徴

収益化を考えたとき、多くの人は比較段階のキーワードに注目すると思います。「○○○ 比較」 「○○○ ランキング」 「○○○ 購入」 といったキーワードです。

たしかにコンバージョンに直結するキーワードですが、競争がとても激しいというデメリットがあります。また、比較段階のキーワードばかりを見ていると視野が狭まって、ごく一部の限られたキーワードしか思いつきません。

そこで、認知段階のキーワードも積極的に拾っていくことをオススメします。

検討段階と比較段階のキーワードは、どのブログも似たり寄ったりになるので競争が激しく、差別化も難しいので、競争があまりない認知段階のキーワードをどれだけ抽出できるかがカギです。

キーワード抽出ツールは、GoogleキーワードプランナーやAhrefsがオススメです。

サジェストキーワードを出すだけなら、以下のツールも便利です。

・Keyword Tool (FREE)
https://keywordtool.io/

キーワードを抽出するときのポイントは、先入観や偏見は排除して、とにかくたくさんキーワードを出すことです。

「こんなの、収益に関係なくないか?」 と思うようなキーワードでも、ブログのテーマに関連があり、ターゲットが興味を持ちそうなら、そのキーワードで記事を書いていきます。

認知段階のターゲットを教育して、購買意欲を高めるための仕組み(導線)があれば、コンバージョンから遠いキーワードであっても成約までもっていけるからです。

※コンバージョン導線の仕組み作りは、ステップ6ステップ7で解説します。

ちなみにキーワードは、自分の強みや独自性を発揮できるものを優先的に選びます。3. 自分の強みに基づいたポジショニングをするで設定したポジショニングと照らし合わせながら、キーワード選定を進めるのが基本です。

<ポイント!>
認知段階のキーワードは、いわゆる「Knowクエリ」 と呼ばれるものです。情報収集段階の人が検索するキーワードですね。キーワードの総数はここが最も多く、ライバルが手をつけていない穴場キーワードも数多く存在します。コンバージョンさせるための導線を整備できていれば、対策する価値は十分にあります。

キーワードの設計に関しては、以下の記事もぜひ参考にしてください。

5. ターゲットの課題や悩みを解決する記事を書く

収益化のためには、一定のアクセス数は必ず必要です。そのため、安定したアクセスを検索エンジンから集めるために、上位表示を目指して記事を書くわけですが、ここで大事なポイントがあります。

それは、ターゲットの課題や悩みを解決することにフォーカスすることです。

いわゆるエッセイではダメです。個人的な感想や意見ではなく、ターゲットの課題や悩みを解決するために役立つ事実をたくさん書きます。

コンテンツフォーマットのイメージ

価値観や主義主張を強く押し出すのも決して悪くありませんが、新規集客(それも認知段階のターゲット相手)の場合、価値観や主義主張はそこまで重要ではありません。ターゲットが求めているのは、自分の課題や悩みを解決してくれるノウハウだからです。

そしてGoogleが評価するのも、課題や悩みの解決に役立つ事実がたくさん詰まった記事です。実際に検索してみればわかると思います。意見や感想を述べただけのエッセイは、ほとんど上位表示していないはずです。

もちろん、「意見を述べるな。個人の価値観を出すな」ということではありません。あくまで、新規集客ではターゲット(検索者)のニーズを優先しましょう、ということです。

ここの折り合いをつけられないと、ブログで収益化を図るのは困難な道のりになります。

<ポイント!>
記事作成のポイントを一つアドバイスすると、できる限りシンプルな構成にすべき、ということです。複雑な記事は読まれないからです。この記事も、ブログ収益化のノウハウを7つ、順々にリスト形式で書いているだけです。非常にシンプルな構成になっています。

6. キラーページを作成する

キラーページとは、ここでは「見込み客の購買意欲を高めることに特化したページ」と定義します。

たとえば、パーソナルトレーニングジムのアフィリエイトをやっているなら、ブログ記事から広告主ページに直接アクセスを流すのではなく、1枚、見込み客を教育するためのページを挟みます。

キラーページの例

通常のブログ記事から、このようなページに誘導します。

4. 戦略的なキーワード設計をおこなうで、認知段階のキーワードで積極的に記事を書くべき、という話をしました。

ただ、認知段階の人は「欲しい!」という欲求が育っていないので、いきなりアフィリエイト広告を見せてもクリックしません。仮に興味本位でクリックしたとしても、成約しづらいです。

しかし、教育用のキラーページがあれば、認知段階の人の購買意欲を高めて、検討〜比較段階の意識レベルにまでもっていくこともできます。意識レベルが上がった段階でアフィリエイト広告を見せれば、通常のブログ記事からいきなり誘導するよりも、成約率は高くなります。

成約(収益化)までのフロー

ちなみに、キラーページはいわゆる記事広告なので、がっつりLPを作る必要はありません。普通の記事ページと同じ体裁で大丈夫です。むしろ、同じ体裁にしたほうがいいです(広告臭を消すため)。

WordPressなら新規投稿で作成すればOKです。

<ポイント!>
コンバージョンから遠いキーワードで記事を書いても収益化できる理由は、見込み客を教育して購買意欲を高める、というキラーページの概念があるからです。ここを理解していれば、「こんなキーワード儲からない」といってライバルが無視する、競合性の低いお宝キーワードから多くの収益を得ることができます。

7. キラーページへの導線(CTA)を各記事に設置する

キラーページに確実にアクセスを流すために、記事下に以下のようなCTA(Call To Action)を設置します。

ctaのサンプル

CTAを作るには、バナー作成スキルやCSSの知識などが必要ですが、TCDではCTA機能をデフォルトで搭載したテーマも開発しています。

キャッチフレーズや説明文、画像、ボタンの文言、リンク先URLを入力するだけで、上記のようなCTAを誰でも簡単に作成できます。

ここまでのステップが完了すれば、

  1. 検索エンジンから記事ページに流入
  2. 記事ページからキラーページに誘導
  3. キラーページで購買意欲を高めて成約

という仕組み(導線)が完成します。以下に、フロー図をもう一度載せておきます。

成約(収益化)までのフロー

ブログを収益化するための7ステップまとめ

最後に、7ステップの概要をまとめました(クリックで、各見出しに移動できます)。

  1. 確実に収益化できるテーマ(ジャンル)を選ぶ
  2. ブログで集客したいターゲットを明確にする
  3. 自分の強みに基づいたポジショニングをする
  4. 戦略的なキーワード設計をおこなう
  5. ユーザーの課題や悩みを解決する記事を書く
  6. キラーページを作成する
  7. キラーページへの導線(CTA)を各記事に設置する

7ステップを実践して、収益化の仕組み(導線)を作れば、安定した収益を生み出すキャッシュマシーンに、あなたのブログが生まれ変わります。

「記事をいくら書いても稼げない・・・」 と悩んでいるアフィリエイターやブロガーの方はぜひ、収益化の仕組み作りに挑戦してみてください。

最初は手間のかかる作業かもしれません。しかし一度仕組みが完成すれば、あとは集客用の記事をひたすら書いて、アクセスを多く集めるだけです。

また、TCDでは、ブログのアクセスアップを主軸に置き、広告収入を底上げするための機能を搭載したWordPressテーマ「MAG」をご用意しています。

ブログテンプレートは世の中に数多くありますが、ユーザービリティ(利便性)や機能性を追求しつつ、誰が使っても高いデザイン性を保持できるのは、MAGならではの強みです。

アクセスと広告収入をアップさせる、ブロガーのためのWordPressテーマ「MAG」 の詳細なレビューは、以下の記事をチェックしてみてください。

不具合発生時など、プラグインを瞬時にダウングレードしたいときに役立つ「WP Rollback」

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WordPressには数多くのプラグインがあり、それらを活用して様々な機能を追加できることが面白いところです。こんな機能があればなぁと思って調べるとぴったりなプラグインを意外とすぐに発見できたりします。しかも無料で使えるものがほとんどです。

しかし、WordPress自体やテーマもどんどんアップデートされていきますし、プラグインだって同じです。新機能の追加やUIが変更されるなど、常に改善を目指してアップデートを繰り返しているわけです。

つまり、ある特定の組み合わせだとうまく動作しないことも十分に起こり得るのです。アップデート前は動いていたのに、何かをアップデートした途端に正常に動作しなくなったというあるあるですね。この記事に書いてあることもそういうことです。

セオリー通りにいくとプラグインは常に最新版にしている方が、セキュリティ的には良いとされていますが、上記記事のようにアップデートして不具合が発生してしまった時には、一刻も早く元のバージョンに戻したいですよね。そんな時に活用できるプラグインを当記事でご紹介いたします。

「WP Rollback」とは

プラグインを古いバージョンに戻せるプラグインです。どのバージョンにでも戻せます。ただそれだけの機能ですが、意外と使えます。例えばプラグインの更新が原因の不具合などであれば、サイトのバックアップを復元するよりもずっと手軽に解決することが可能です。

もちろんプラグインのダウンロードページに行って、古いバージョンをダウンロードして今適用しているバージョンを削除して有効化し直すという方法でも可能ですが、ワンタッチで好きなバージョンに戻せるプラグインの方が手っ取り早いと思います。

テーマも古いバージョンに戻せるようですが、WordPress公式のテーマ以外には使えないようです。

「プラグイン名」のインストール

WordPressの管理画面から、プラグインの新規追加をクリックして「WP Rollback」と検索するか、下記ボタンよりダウンロードできます。

WP Rollback

「WP Rollback」の使い方

有効化した後にプラグイン一覧を確認してみてください。「Rollback」というボタンが各プラグイン名の下に表示されています。

そこをクリックすると過去にリリースされているプラグインのバージョンが一覧で表示されます。

あとは、この中から任意のバージョンを選んで「Rollback」を押すだけです。大抵は一つ前のバージョンに戻すと解決すると思うので、何かしらの不具合が発生した場合は、上から二つ目にチェックして「Rollback」を押してみましょう。すると下記のような警告が表示されます。

要するにバージョンを戻したことによって不具合が生じたり、データが破損しても一切の責任を負いかねますという旨のことが書かれており、ロールバックする前に完全なバックアップを強く推奨するとのことです。

サイト丸ごとのバックアップを取っていることを前提とすれば、あまり気にせず実行しても問題ないと思います。実行を押すと下記の画面が表示されるので、有効化を押しましょう。

以下のように一つ前のバージョンのプラグインが有効化されていれば完了です。

弊社(当サイト)でもこのプラグインを使って「Contact Form 7」をダウングレードしましたが、プラグインの設定などは問題なく引き継がれ、正常にダウングレードすることができました。

まとめ

事業を展開しているサイトなどでプラグインによる不具合が発生している場合は、スピーディーな復旧が最優先です。あなたのWEBサイトでたった今コンバージョンが発生するところだったかもしれないですし、24時間どこからでも閲覧できるWEBサイトだからこそ不具合が発生している時間はもったいないですよね。

簡単に使えるので、瞬時に前のバージョンに戻したい場合にぜひご活用ください。ちなみにWordPressのバージョンをダウングレードしたい時は、下記のようなプラグインもご活用いただけます。

新型コロナウイルスの最新情報をサイト内に表示するプラグイン「COVID19 – Coronavirus Outbreak Data」

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2020年、突如猛威を振るい始めた新型コロナウイルス。現在も世界中がその動向に注目しています。

そこで今回はコロナウイルスの概況(総感染者や死亡者数など)を数値としてWebサイト内に設置するWordPerssプラグインを見つけましたので、本稿でご紹介いたします。

「COVID19 – Coronavirus Outbreak Data」とは

コロナウイルスの概況をリアルタイムでサイト内で確認できるようになるプラグインです。

  • ショートコードで記事や固定ページ内にデータを表示できる
  • 新しく追加されるウィジェットでサイドカラムなどのウィジェットエリアに表示できる
  • 国別にデータを検索できる
  • 詳細のデータを国別に比較できる

データのソースは、こちら(https://worldometers.info/coronavirus)を参照しているようです。地域メディアの報道と多少時間差があります。

「COVID19 – Coronavirus Outbreak Data」のインストール

WordPressの管理画面から、プラグインの新規追加をクリックして「COVID19 – Coronavirus Outbreak Data」と検索するか、下記ボタンよりダウンロードできます。

ダウンロード

「COVID19 – Coronavirus Outbreak Data」の使い方

サイドウィジェットとして使う方法や、投稿や、固定ページに表示して使う方法など、それぞれ順番にご紹介していきます。

ウィジェットエリアに表示する方法

一番簡単な基本的な使い方はこちらになります。プラグインを有効化した後に、ウィジェットの設定画面にいくと新しいウィジェット「Corona Virus Data」が追加されていますので、こちらを任意のウィジェットエリアに追加します。

各項目については以下の通りです。上から順に説明しています。

上記箇所で任意に設定したものが、フロント画面に以下のように表示されます。下記キャプチャでは「New Case(新規感染者数)」はゼロになっていますが、この記事を書いている7月20日現在の新規感染者のデータがまだ反映されていないようです。国によって反映される時間が異なります。

コロナウイルスの影響によって営業時間を変更したり、臨時休業するなど。お店によってさまざまな対策を取られていると思いますが、そういった旨のお知らせページなどのサイドウィジェットに表示しておくと、お店へ足を運ぶ目処を立てやすくなるかもしれません。

ショートコードでメインコンテンツ内に表示させる方法

続いては、固定ページや通常の投稿などにショートコードでデータを出力する方法です。コロナウイルスの状況をページのメインコンテンツとして表示させる機能になります。こちらも使い方は至って簡単です。基本は以下の3種類から任意のショートコードをテキストエディターで本文内にコピペするだけで表示されます。

  • [ce_corona]
  • [cec_corona]
  • [cec_graph]

1つ目の[ce_corona]では、デフォルトでは全ての国が表示されるので、[ce_corona countries=JP,US,CN]のように国別のコードを入力して、近隣国や主要国のみのデータを表示しましょう。影響を受けそうな国のみを表示しておくといいですね。ちなみにこの画面では、国名で検索したり、比較することも可能です。

2つ目の[cec_corona]についてはデフォルトでは米国になっています。任意の国を表示する場合は、[cec_corona country_code=JP]のように記述しましょう。一つ目と異なり、「country_code」となっている点に注意が必要です。

3つ目の[cec_graph]についてもデフォルトでは、全世界の新規感染者数、新規の死亡者数、回復者数を表示しています。特定の国のデータのみを表示したい場合は、[cec_graph data=”JP,IT,US”]などと入力しましょう。このように表示すれば、国別のグラフで直感的に比較することができます。

対応している国別コードは、下記箇所(Documentationタブの最下部)に一覧で記載されています。

「Elementor」にも対応しています

また、当プラグインは直感的なページ作成が可能になるプラグイン「Elementor」にも対応しています。下記のように「Elementor」のウィジェット検索部分で「corona」と入力すると、より直感的に表示する項目を切り替えたり、グラフのデザインを変えることも可能です。

「Elementor」の詳しい使い方については下記記事を参考にご覧ください。

用途は?

こんなWordPressプラグインがあるんだと思い勢いで紹介してみましたが、用途は限られているように思います。想定できる用途は、メディアや行政、コロナウィルスに関わる医療機関などでしょうか。特に報道機関のメディアに需要があると思われます。

「現在の感染者数(Active Cases)」が減り収束が見えてくれば、ポジティブな情報として飲食店や旅行代理店などのWebサイトで表示するのもなくはないと思いますが。

いずれにせよ、「COVID19 – Coronavirus Outbreak Data」プラグインは用途が限定されるところがありますが、もし使えるという事業者様がいらっしゃればどうぞ。実装は簡単でした。

【初心者向け】WordPressインストール直後に最低限やっておきたいSEOの設定項目9選

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WordPressはSEOに強いと言われています。ただし、設定の仕方によっては最大限のSEOパフォーマンスを発揮できません。そこで、WordPressインストール直後に最低限やっておきたい、SEOの設定項目を9個、ピックアップしました。

  1. サイトURLを統一する
  2. パーマリンクを設定する
  3. パンくずリストを設定する
  4. タイトルを設定する
  5. サイトのディスクリプションを設定する
  6. サイトを高速化する
  7. SNSのシェアボタンを設置する
  8. SSL化対応
  9. サイトマップページを作る

それでは、順番に見ていきましょう。

1. サイトURLを統一する

WordPressをインストールした直後は、複数の異なるURLで、同じページにアクセスできてしまいます。たとえば、「www」のあり・なしの違いです。

https://sample-site.com/
https://www.sample-site.com/

上記のどちらのURLでも同じページにアクセス可能ですが、この状態を放置すると、ページの評価が分散するリスクがあります。1つのページに対して複数のURLが存在しているので、どのURLを評価すればいいのか、Googleは迷ってしまうのです。

そこで、サイトURLを1つに統一する設定をおこないます。

「設定」→「一般」をクリックして、WordPress アドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の欄に、統一したいURLを入力します。

URLの設定

こうすると、上記で設定したURLにリダイレクトされるようになります。たとえば、「https://www.sample-site.com/」 でアクセスを試みると、「https://sample-site.com/」 にリダイレクトされるわけです。評価分散リスクを回避できます。

ちなみに、「www」 のあり・なし、どちらを選んでも、SEOの効果は変わりません。好みで決めて大丈夫です。

2. パーマリンクを設定する

パーマリンクとは、ページURL末尾の部分です。WordPressのデフォルト設定では、ページのIDが設定されています。

WordPressのパーマリンク例

ただ、デフォルトのページIDではページの内容がわかりにくくなります。「?p=3110」という文字列を見ただけでは、何が書いてあるのかイメージできません。そこで、人間が見ても意味を読み取れるパーマリンクに変更します。

「設定」→「パーマリンク設定」をクリックします。

「設定」 →「パーマリンク設定」 をクリック

パーマリンク設定画面に移動するので、「カスタム構造」を選択。「/%postname%/」のタグを入力して保存します。

カスタム構造を選択す

ここまで完了すれば、投稿ページや固定ページで、パーマリンクの文字列を自由に設定できるようになります。

パーマリンクの編集

カテゴリ名も含めるか? 投稿名だけにするか?

ちなみに、パーマリンクの一般的な構造は「カテゴリと投稿名の両方」、「投稿名だけ」の2パターンです。

  1. /%category%/%postname%/(カテゴリと投稿名の両方)
  2. %postname%(投稿名だけ)

「/%category%/%postname%/(カテゴリと投稿名の両方)」のパターンは、カテゴリの文字列まで含まれるので、ページの階層がわかりやすくなる点がメリットです。

ただ、1投稿に複数のカテゴリを設定した場合、カテゴリIDの小さいものだけがパーマリンクとして表示されてしまいます。2つ以上のカテゴリをパーマリンクとして表示できないのです。

1投稿1カテゴリという運用なら問題ないのですが、複数カテゴリを設定したい場合は、「%postname%(投稿名だけ)」を選んだほうが管理しやすくなります。SEO的なマイナスもありません。

注意!一度設定したパーマリンクは原則、変更してはいけない

一度設定したパーマリンクは、よほどの理由がなければ変更しないほうがいいでしょう。

投稿ページや固定ページのパーマリンクを変更するとURLが変わりますが、それはつまり、違うページとしてGoogleに認識されるということです。これまで積み上げてきたSEO評価やSNSのシェアカウントの数値も、すべてリセットされます。

公開したばかりのページであれば影響は少ないですが、むやみやたらにパーマリンクを変更しないほうが安全です。

3. パンくずリストを設定する

パンくずリストとは、閲覧しているページのサイト内における位置を、階層順に表したリンクのことです。通常は、ページ上部に配置されます。

パンくずリスト

パンくずリストがあることで、「いま、自分はどこを閲覧しているのか」が明確になるので、ユーザビリティがアップします。

また、サイトのページ階層をGoogleのロボット(クローラー)が認識しやすくなるので、各階層のページ情報を効率的に収集してもらえます(クローラビリティの向上)。

パンくずリストを設置するプラグイン「Breadcrumb NavXT」

パンくずリストは、「Breadcrumb NavXT」というプラグインを使えば設置できます。

Breadcrumb NavXT

インストールして有効化したら、「外観」→「テーマエディタ(テーマ編集)」を開きます。そして以下のタグを、テーマヘッダー(header.php)の最後に挿入します。

<div class="breadcrumbs" typeof="BreadcrumbList" vocab="https://schema.org/">
    <?php if(function_exists('bcn_display'))
    {
        bcn_display();
    }?>
</div>

テーマヘッダーにタグを記述

これでパンくずリストが表示されます。

パンくずリストを標準搭載したテーマも多い

ちなみに、パンくずリストを最初から搭載したWordPressテーマは多いので、そのようなテーマを選ぶ方がいいでしょう。TCDテーマも、パンくずリストを標準搭載しています(設定不要です)。

4. タイトルを設定する

サイトタイトルは、「設定」→「一般」から設定します。「サイトタイトル」に入力したものが、トップページのタイトル(meta title)として出力されます。

サイトタイトルの設定

投稿ページや固定ページのタイトルは、エディターのタイトル欄に入力したものがmeta titleとして出力されます。

エディターのタイトル欄に入力したものがmeta titleとして出力

また、ここに入力したものはページのH1タグ(テーマによってはH2タグ)にもなります。

H1とmeta titleの違いとは?

H1は実際のページに表示されるユーザー向けのタイトル(大見出し)で、meta titleは検索エンジン用のタイトルだと、簡単にイメージしてください。

H1とmeta titleの違い

通常、H1とmeta titleは同じで問題ありませんが、以下のようなケースでは、H1とmeta titleでタイトル表現を変えることもあります。

SEO集客記事だが、初期はSNSでも露出させるので、H1をキャッチーな表現にしたい。でも、meta titleはキーワード重視のタイトルにしておきたい。

各ページに固有のmeta titleを設定するには?

H1とmeta title、それぞれ別のタイトルを設定したい場合は、「All in one seo Pack」というプラグインが便利です。

All in one seo Pack

インストールすれば、各ページにオリジナルのmeta titleを設定できるようになります。

各ページごとのタイトル設定

ちなみに、meta titleの設定機能をデフォルトで搭載したWordPressテーマも、今は多くなっています。

All in one seo Packは多機能な反面、重ためのプラグインで有名です。SEOのためにプラグインを入れたのにページの表示速度を落としてしまうなら本末転倒という考え方もあるでしょう。そのため、meta titleの設定機能を標準搭載したWordPressテーマの導入をオススメします。これまた手前味噌ですが、TCDテーマも各ページにmeta titleとmeta descriptionを設定できます。

meta titleとmeta description設定機能(TCDテーマ)

meta titleとmeta description設定機能(TCDテーマ)

効果的なタイトル(meta title)を設定する3つのポイント

meta titleの作成ポイントを3つ、ご紹介します。

  1. 文字数は34文字以内を目安にする
  2. キーワードの近接度は気にしない
  3. キーワードの語順も気にしない

検索結果に表示されるmeta titleは、だいたい34文字くらいの幅までしか表示されません。それ以降は見切れてしまうので、meta titleは34文字以内を目安にすることをオススメします。

もし長くなる場合は、ユーザーにとって重要な単語やフレーズを先頭に配置します。そうすれば、後半が見切れてもユーザーの注意を引けます。

また、キーワードの近接度や語順が気になるかもしれませんが、意識しなくても大丈夫です。

たとえば、「WordPress テーマ」というキーワードなら、「WordPressで企業サイトを構築するのにオススメのテーマ」というように、単語の距離が離れていても大丈夫です。

「WordPress インストール ローカル」というキーワードなら、「WordPressをローカル環境にインストールする方法」で問題ありません。語順を守るよりも、人が読んだときに自然かどうかが重要です。

5. サイトのディスクリプションを設定する

サイトのディスクリプションは、管理画面「設定」→「一般」から設定します。「キャッチフレーズ」に入力したものが、トップページのディスクリプション(meta description)として出力されます。

サイトディスクリプションの設定

投稿ページや固定ページのディスクリプションは、テーマによっては設定機能がありません(TCDテーマにはデフォルトで搭載しています)。

ただ、ディスクリプションを設定していなくても、Googleが本文のテキストを抜粋してディスクリプションを自動生成するので、そこまで大きな問題はありません。

自分でコントロールしたい場合は、先程も紹介した「All in one seo Pack」でも可能ですが、WordPressテーマにmeta description機能が標準搭載されているのであれば必要ありません。

効果的なディスクリプション(meta description)を設定する2つのポイント

ディスクリプションの作成ポイントを2つ、ご紹介します。

  1. 冒頭50〜70文字で重要なことを伝えきる
  2. 文章を書くのではなくキーワードを散りばめる

検索結果に表示されるディスクリプションの文字数は、PC環境では120文字程度ですが、モバイル環境では70文字程度がMAXです。モバイル環境に合わせるなら、冒頭70文字以内で重要なこと(クリックを誘発する単語やフレーズ)を伝えきることをおすすめします。

その際、文章を書くのではなく、キーワードを散りばめる意識が重要です。検索結果を眺めるユーザーの注意力はそれほど高くないので、文章をじっくり読んでくれないからです(しかも文字数を無駄に消費します)。

文章を書くよりも、パッと見たときに「ん?」 と引っかかるキーワードを散りばめたほうがクリックを誘発できます。

ちなみに、キーワードの散りばめが非常に上手い参考例は、リスティング広告です。

リスティング広告

キーワードや短いフレーズを多用した構成になっているのが、わかると思います。

自然検索結果のディスクリプションよりも、リスティング広告のコピーを参考にしたほうが良いディスクリプションを作成できます。

ここまで、meta titleとmeta descriptionについて解説してきました。より基本的な内容を把握するなら、以下の記事を参考にしてください。

6. サイトを高速化する

Googleは、ページの読み込み速度をランキング要因に組み込んでいます。
参考:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します

読み込みが速い = 上位表示する、という単純な仕組みではありませんが、読み込み速度はユーザビリティに影響します。

さらに、Core Web Vitalsという、ページ読み込みに関する新しいランキング指標の導入が2021年以降に予定されているので、サイトの高速化は重要な施策です。

高速化プラグイン「Lazy Load – Optimize Image」

「Lazy Load – Optimize Image」は、画像の読み込み遅延(Lazyload)を簡単に実現できるプラグインです。インストールして有効化するだけで機能します。詳細な使い方はこちら。

画像ファイルは重くなりがちなので、サイトの表示速度に影響することもあります。特に画像を多用したページの場合、画像を一気に読み込んで表示させる仕様だと、ページの表示速度に少なからず影響しているのです(閲覧側の環境によって大きく変わる)。

画像の読み込み遅延を実装すれば、画像が表示される位置にスクロールしたときに初めて画像を読み込んで表示させることができます。ちなみに、TCDテーマもテーマによっては「Lazyload」を標準搭載しています。

TCDのLazyload

画像ファイルそのものを軽量化するツール

アップロードする画像ファイルそのものを軽量化するのもオススメです。以下は代表的なツールです(無料)。

・TinyPNG
https://tinypng.com/
・PNGイメージをオンラインで圧縮する
https://compresspng.com/ja/

プラグインの入れすぎにも注意

プラグインを入れすぎないこともポイントです。特に、SEOプラグインとして人気のある「All in one seo Pack」は非常に重いので、注意が必要です。テーマのデフォルト機能でカバーできない場合だけ、インストールすることを推奨します。

ちなみに、TCDテーマはtitleやdescriptionの設定がデフォルトで可能ですし、canonical(URL正規化)設定も済んでいます。出来ることなら、必要最低限で済ませたいものです。

7. SNSのシェアボタンを設置する

ソーシャルでの言及数は、サイトの検索順位と相関関係にあります。

ソーシャル上であなたのサイト名やブランド名に言及する人が多ければ多いほど、SEOは強くなる可能性があります(たとえ被リンクという形でなくても)。そのため、SNSのシェアボタンはぜひ設置しておきたいパーツです。

シェアボタンを設置できるプラグイン「WP Social Bookmarking Light」

プラグインを使うなら、「WP Social Bookmarking Light」 が便利です。

WP Social Bookmarking Light

インストールして有効化したら、「設定」→「WP Social Bookmarking Light」をクリック。簡単な初期設定をおこないます。

WP Social Bookmarking Lightの設定

Position:
シェアボタンの設置位置。以下の4つから選択できます(Bothを推奨)。

  1. Top(上部のみ)
  2. Bottom(下部のみ)
  3. Both(上部・下部両方)
  4. None(シェアボタンを表示しない)

Individual Article:
Yesにすると、個別投稿記事のみにシェアボタンが表示されます。Noにすると、トップページやカテゴリページにもシェアボタンが表示されます。

Pages:
固定ページにもシェアボタンを表示するかどうか。一般的に、固定ページにシェアボタンは表示させませんが、ここは好みの問題なのでどちらでも大丈夫です。

Enable Services:
表示させるシェアボタンの種類をドラッグ&ドロップで選択します。

TCDテーマはSNSのシェアボタンをデフォルト搭載

TCDテーマは、SNSのシェアボタンがデフォルトで搭載されています。テーマオプション機能から設定できます。

TCDテーマのSNSシェアボタン

color、mono、公式ボタンの3つのデザインから好きなものを選べます。表示できるSNSも、主要サービスを網羅しています。

  • Twitter
  • Facebookいいね ※ボタンタイプ5(公式ボタン)選択時のみ表示します。
  • Facebookシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocket
  • Feedly
  • RSS
  • Pinterest

直感的かつ簡単にサイトをカスタマイズできるTCDテーマオプション。シェアボタンの設定だけでなく、ほかにもたくさんの機能があります。詳しくは以下のページが参考になります。
TCDテーマオプション | ワードプレステーマTCD

8. SSL化対応

SSL化とは、サイトURLのHTTPS化のことです(暗号化)。

SSL化=順位上昇、という因果関係はありませんが、Googleは常時SSL化を推奨しており、SSL化対応していないサイトはChromeブラウザで「保護されていない通信」と表示されてしまいます。

そのままではユーザーの心証が悪くなるので、SSL化はサイトの信頼性向上に欠かせない施策です。

SSL化の手順

SSL化の手順を解説していきます。

1. サーバーのSSL設定をおこなう

まずはサーバーのSSL設定を済ませます。主要なサーバーのSSL設定方法は、各公式ページのマニュアルから確認できます。

・エックスサーバー
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_fullssl.php
・さくらインターネット
https://help.sakura.ad.jp/115000136822/
・ロリポップ
https://lolipop.jp/manual/user/ssl-free-order/

設定完了から数時間ほどで、SSL化が反映されます。「https://~」のURLでサイトにアクセスできれば、設定は完了しています。

2. 「Really Simple SSL」 をインストールする

サーバーのSSL設定をおこなっただけでは、「http://~」 から「https://~」 へのリダイレクト設定が完了していません。

常時SSL化(すべてのページをSSL化すること)を完了させるには、「http://~」でアクセスしたときに「https://~」へと自動的に転送される設定が必要です。

そこで役に立つのが、「Really Simple SSL」というプラグインです。

Really Simple SSL

難しい設定なしに、ワンクリックでリダイレクト設定が完了します。

Really Simple SSLの設定完了

インストールして有効化したら、「はい、SSLを有効化します。」のボタンをクリック。

「http://~」のURLを叩いて「https://~」にリダイレクトされていれば、設定は完了しています。

9. サイトマップページを作る

サイトマップとは、サイトのすべてのコンテンツへのリンクをまとめたページを指します。サイトの目次のようなものです。

サイトマップページ

ちなみに、Googleのクローラーが参照するためのXMLサイトマップについては、以下のページで解説していますので、そちらをご参照ください。

サイトマップページからすべてのコンテンツにアクセスできるため、ユーザビリティが上がると言われています。

また、トップページにサイトマップへのリンクがあれば、SEOで理想的なリンク階層にもなります(TOPから2クリック以内で最下層ページまで到達できる)。クローラビリティも向上するわけです。

サイトマップの生成は、「PS Auto Sitemap」というプラグインが便利です。詳しい設定方法は以下の記事が参考になります。

WordPressのSEOの設定項目9選まとめ

ここまで、WordPressインストール直後に最低限やっておきたい、SEOの設定項目を9個解説してきました。9項目を以下にまとめます(クリックで該当する見出しに移動します)。

  1. サイトURLを統一する
  2. パーマリンクを設定する
  3. パンくずリストを設定する
  4. タイトルを設定する
  5. サイトのディスクリプションを設定する
  6. サイトを高速化する
  7. SNSのシェアボタンを設置する
  8. SSL化対応
  9. サイトマップページを作る

今回ご紹介したSEOの設定はごくごく基本的なことなので、これだけで検索結果が上位に来るとは限りません。ただ、Googleから適切に評価してもらうための土台は完成します。

そこからさらにSEOを強化する場合、デザインやレイアウト(導線)の整備、あるいは戦略的なキーワード設計などが必要になります。

SEOをより強化するのに役立つ参考記事

【初心者向け】直感的な操作のみで簡単に問い合わせフォームをつくれる「Contact Form by WPForms」

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お問い合わせフォームを作れるプラグインとして有名な「Contact Form 7」。多くのWordPressユーザーがご存知だと思います。HTMLの知識が少しあれば、誰でも簡単にお問い合わせフォームを作れて便利ですよね。今回は、さらに簡単にお問い合わせフォームを制作できるプラグインをご紹介いたします。直感的な操作のみで完成するので、WordPressを始めたばかりという方にもおすすめです。

「Contact Form by WPForms」とは

「Contact Form by WPForms」の特徴は以下の通りです。

  • オリジナルの見やすいUIで操作可能
  • ほとんどの操作がドラッグ&ドロップのみ
  • プレビューを見ながら作成できる
  • 別のプラグインから移行できる

直感的な操作のみでお問い合わせフォームが完成します。基本的なお問い合わせフォームの設置のみであれば、HTML、CSSなどの知識は全く不要です。ドラッグ&ドロップで組み立てながら、リアルタイムでプレビューを見ながら作成できます。「Contact Form 7」よりさらに初級者向けという感じですが、プラグイン利用者の数からも信頼度、機能性は申し分ないと思います。

「Contact Form by WPForms 」のインストール

WordPressの管理画面から、プラグインの新規追加をクリックして「Contact Form by WPForms」と検索するか、下記ボタンよりダウンロードできます。

ダウンロード

「Contact Form by WPForms」の使い方

機能を拡張できるProバージョン(有料)もありますが、今回は無料で使える範囲内でご紹介したいと思います。操作は以下の3ステップです。

  1. テンプレート(雛形)を選ぶ
  2. フィールド(フォームに表示する項目)を追加する
  3. 通知や送信完了後の画面に設定をする

テンプレートを選ぶ

有効化するとサイドメニューに「WPForms」が表示されているので、そこから操作スタートです。

「新規追加」を押すと、テンプレートを選択する画面が表示されますので、任意のものを選択します。

2020年7月現在デフォルトでは、以下の3種類が用意されています。

  • 簡単なお問い合わせフォーム
  • メールマガジン登録フォーム
  • 提案フォーム

オリジナルで一から作る場合は、空のフォームを選ぶといいでしょう。また、提案フォームもおもしろそうですね。企業サイトに設置して一般ユーザーの方からご提案を募ることができるわけです。自由に意見を書くフォームより、選択肢がある方がハードルが下がりますね。

フィールドを追加する

テンプレートを選択すると自動的にフィールドを追加する画面に移動します。無料版で使える標準フィールドの中から追加したい項目をドラッグ&ドロップするだけです。

右側に表示されているのが、問い合わせフォームのプレビューになります。

一通り必要な項目を追加した後でも、ユーザーが入力しやすいように並び替えることもドラッグ&ドロップのみで完了します。

ドロップダウンの選択式メニューやチェックボックスなどは、汎用性が高く便利ですね。もちろん選択肢の増減やカラム数は以下のように簡単に編集できます。

入力されていなければ送信できなくなるような必須項目の設定も簡単です。項目ごとに下記にチェックを入れるだけで完了します。プレビュー画面に赤い印が表示されているものは必須項目に設定されています。

詳細設定をする

無料版で設定できるのは、下記の3項目です。

  • 一般
  • 通知
  • 確認

一般

一般の設定で編集すべき部分は、基本的にはこの部分ぐらいでしょうか。送信ボタンのテキストをここで変更できます。フォームの種類によってはキャッチーなものに変更したり、英語版サイトなどに設置する場合は、英語に変えたりするといいですね。

「スパム対策ハニーポットを有効化」にはデフォルトのままチェックを入れておきます。ベーシックなフォームの場合は、最後の二つにチェックを入れる必要はありません。

通知(重要)

問い合わせの内容を受け取る先のメールアドレスや、ユーザーに届く問い合わせ完了メールの送信元のメールアドレスを設定します。お問い合わせを正確に受け取るための最も重要な設定項目です。

※デフォルトのままでは、問い合わせた側に自動返信(受付完了通知)は届きません。上記デフォルトの画面で入力されている{admin_email}というタグは、WordPressに設定している管理者メールアドレスに送信されるという設定です。

ですので、弊社としては以下の2点に注意して設定することを推奨いたします。

  • 「メールアドレスへ送る」にスマートタグ(メール)を含めておく
  • メッセージのデフォルトで表示されているタグ「{all_fields}」は消さずに、受け付けた旨を追記しておく

この2点を設定しておくことで、ユーザーに受付完了通知が届き、問い合わせが完了した旨を伝えることができます。設定例は以下のような感じです。

{field_id=”1″}は、右上の「スマートタグを表示」を選んだ上で、「メール」をクリックすると自動入力されます(フィールドの数によってidは変化します)。ユーザーがフォームに入力したメールアドレスが適用されるタグになります。

メールアドレスを直接入力して、送信先を設定することもできます。注意する点としては、複数のスマートタグや、メールアドレスを必ず「,」で区切ることです。「,」が無いと、どの宛先にも送信されないので注意しましょう。

また、上記の例のようにCC(カーボンコピー)のメールアドレス欄を表示したい場合は、サイドメニューの「WPForms」>「設定」>「メール」の最下部にある「カーボンコピー」にチェックを入れると表示されます。

下記箇所は、問い合わせした側にも管理者側にも届くメッセージ欄ですが、このタグを削除してしまうと問い合わせ内容が届かなくなるので、必ず残しておきましょう。

上記の例のように問い合わせを受け付けた旨をタグの上か下に追記しておくといいですね。

確認

最後は確認画面の設定です。問い合わせ完了後のブラウザでのアクションを設定します。

ここで確認タイプを以下から選択できます。

  • メッセージ
  • ページを表示
  • URLに移動(リダイレクト)

ユーザーが問い合わせた後にどんなアクションを行うかです。基本的には「メッセージ」でいいと思いますが、サイト内の別のページを表示させたい時は、「ページを表示」を選択しましょう。また、特定のページを表示させたい場合は、任意のURLを入力してリダイレクトさせることも可能です。

他のプラグインから移行する方法

問い合わせプラグインの乗り換え時にもサイドメニュー「WPFrom」>「ツール」よりワンタッチでインポート可能です。下記箇所でプラグインを選択してインポートします。

弊社でcontact form 7で作成したフォームをインポートした際は、一部の表示が崩れていたので、インポート後に手動での調整・確認をおすすめいたします。

HTMLやCSSの知識が無くても作れます

「Contact Form 7」 より簡単、直感的にお問い合わせフォームを作成できます。問い合わせた内容が届かない問題や自動返信が来ないなどの問題は、当記事でご紹介したように通知設定をしておけば、解決されるはずです。数種類ある入力フィールドをドラッグ&ドロップで組み合わせてフォームが完成します。HTMLなどの知識は全く不要で、WordPress初心者の方にもおすすめです。無料版でも十分使えると思うので、ぜひチェックしてみてください。

Classic Editorサポート終了後の代替プラグインとして使える「Disable Gutenberg」

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WordPress5.0以降からGutenberg(グーテンベルグ)が搭載されましたが、弊社でアンケートをとったところ、現在も旧エディターを利用されている方が多いといった結果になりました。

しかしながらClassic Editorの公式サポートは2021年12月31日で終了してしまいます。そこで、2022年以降も旧エディターを使い続けたい方向けにClassic Editorと同等の機能を備え、2022年以降もサポートを続けてくれるプラグイン「Disable Gutenberg」を当記事で紹介いたします。

「Disable Gutenberg」とは

Classic Editorと同じくWordPress5.0以前の旧エディターを使用可能にするプラグインです。公式ディレクトリでは、下記のように2022年以降もできる限りのサポートを続ける旨を記載しているため、Classic Editorの代替プラグインとして使用するといいかもしれません。

Classic Editor expires in 2022, what about Disable Gutenberg?
(中略)So yeah, will do everything possible to keep Disable Gutenberg (and the Classic Editor) going well beyond 2022.引用:Disable Gutenberg – FAQ

「Disable Gutenberg」のインストール

WordPressの管理画面から、プラグインの新規追加をクリックして「Disable Gutenberg」と検索するか、下記ボタンよりダウンロードできます。

Disable Gutenbergのインストール

Disable Gutenberg

「Classic Editor」よりも詳細な設定が可能

「Disable Gutenberg」は設定できる項目が多い反面、適切な初期設定を行う必要があります。設定が面倒な方は下記に推奨設定を用意しましたので、参考にしてみてください。

Disable Gutenbergの設定

More Toolsより下の項目が表示されていない方は、「ここをクリック」をクリックすることで、各項目を表示させることができます。

完全無効化

全てのエディターでGutenbergが完全無効化されます。チェックを外すと複数の項目が追加され、権限グループや投稿タイプ毎にGutenbergを無効化するかどうか決めることができます。

通知を無効化

ダッシュボードに表示される通知を無効化できます。

フロントエンドで有効化

Gutenbergの各ブロックのCSSを有効化できます。チェックを入れていない状態のままブロックエディターでページを作成すると、レイアウトが正常に反映されないため、こちらには必ずチェックを入れるようにしましょう。

ホワイトリスト設定

Gutenbergを常に有効化したい投稿をリスト化できます。使用する場合はチェックを入れて、投稿IDやスラッグ、記事タイトルを入力しましょう。

プラグインメニュー項目

管理画面のメニューから「Disable Gutenberg」の項目を非表示にすることができます。

Gutenberg メニュー項目

プラグイン「Gutenberg」を使用している場合に管理画面のメニューから「Gutenberg」の項目を非表示にできます。

編集リンクを表示

投稿一覧から旧エディターを使用するか、ブロックエディターを使用して編集するかを選べるようになります。どちらも使われる方が多いと思いますので、チェックを入れることをお勧めします。

ACF 対応

プラグイン「Advanced Custom Fields」を使用している場合はこちらにチェックを入れましょう。外した状態だとカスタムフィールドメタボックスが無効化されてしまいます。

設定をリセット

全ての設定を初期状態に戻します。

Classic Editorサポート終了後の新たな選択肢に

WordPressのバージョンアップと共にGutenbergの操作性は改善されていますが、使い慣れた旧エディターを完全に手放す選択肢をとるのはそれなりに難しいものです。

どちらのエディターにも良さがあり、Gutenbergに完全移行するまでは併用される方が多いと思いますので、当記事で紹介した「Disable Gutenberg」は今後の新しい選択肢の1つとして参考にしてください。

また、Gutenbergの使い方を解説した記事もございますので、よろしければご覧ください。


読まれる記事を生み出すWordPressの投稿方法とは?8ステップで解説

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WordPressの記事の投稿方法で、悩んでいませんか?

この記事では、「WordPressをインストールしたけど、記事の投稿方法がわからない」という初心者のために、WordPressの投稿方法を8ステップで解説していきます。

具体的には、以下の8つの手順です。

  1. 「投稿」 →「新規追加」 をクリック
  2. タイトルを追加する
  3. 本文を入力する
  4. アイキャッチ画像を設定する
  5. パーマリンクを編集する
  6. カテゴリを設定する
  7. タグを設定する
  8. 公開設定をおこなう

WordPressの投稿は、難しいものではありません。手順通りに作業を進めれば、だれでも簡単に投稿を完了できます。

また、この記事では、SEO効果を高めるタイトル作成方法や、多くの人に読まれる本文の編集方法も解説しています。ただ投稿するだけでなく、「いかにして読ませるか」 という視点をもちながら、投稿作業を進めることが重要だからです。

記事投稿のマニュアルとして、ぜひご活用ください。

1. 「投稿」 →「新規追加」 をクリック

WordPressにログインして、「投稿」 →「新規追加」 をクリックします。

「投稿」 →「新規追加」 をクリック

そうすると、新規投稿の編集画面に移行します。

新規投稿の編集画面

2. タイトルを追加する

記事タイトルは、「タイトルを追加」 の欄に入力します。

「タイトルを追加」 の欄に入力

ここに入力したものが、記事のmeta titleとH1(テーマによってはH2)になります。

<用語解説>
meta title:検索エンジン用のタイトル
H1:実際のページに表示されるユーザー向けのタイトル(大見出し)

通常、meta titleとH1は同じで問題ありません。検索エンジン用のタイトルとユーザー向けのタイトルを分けたい場合だけ、meta titleを個別に設定します(TCDテーマはmeta titleの個別設定機能をデフォルトで搭載)。

詳しくは、WordPressのSEO設定を解説した以下の記事をご覧ください。

タイトル設定の5つのポイント

タイトルを設定するときは、以下の5つのポイントを意識します。

  1. 34文字以内を目安にする
  2. SEOキーワードを含める
  3. キーワードスタッフィングを避ける
  4. ベネフィットを伝える
  5. シンプルにする

それぞれ、解説していきます。

1. 34文字以内を目安にする

Googleの検索結果(Serps)に表示されるタイトルの文字数は、34文字くらいがMAXです。それ以降は文字が表示されないので、できれば34文字以内に抑えます。

もし34文字を超える場合は、SEOキーワードやベネフィットを先頭(左側)に配置します。クリックを誘発するキーワードやフレーズを先頭に置いておけば、後半が見切れても大した影響はないからです。

2. SEOキーワードを含める

Googleの技術は進化しているので、タイトルにキーワードが含まれていなくても、ページ内容を完璧に理解できる日がいつか来るかもしれません。ただ、現時点(2020年)では、上位表示を狙うキーワードを含めておくことがセオリーです。

仮に検索エンジンにとってキーワードが必要なくなったとしても、検索ユーザーにとっては、タイトルにキーワードが含まれていたほうが利便性は高いです(検索結果で情報を探しやすい)。

3. キーワードスタッフィングを避ける

キーワードスタッフィングとは、キーワードの詰め込みのことです。タイトルにキーワードをたくさん詰め込めば、多くのキーワードで上位表示するはず・・・という理論なのですが、これはスパム行為であり、逆効果です。

たとえば、この記事のタイトル「読まれる記事を生み出すWordPressの投稿方法とは?8ステップで解説」をキーワードスタッフィングで作ると、以下のようなタイトルになります。

「タイトルやパーマリンクなどWordPressの記事投稿方法の順番を解説!おすすめプラグインや投稿カスタマイズ方法も紹介」

「wordpress 投稿 パーマリンク」 や「wordpress 投稿 プラグイン」 などのサジェストキーワードを詰め込んだわけですが、こうすると、どのキーワードで記事を書いているのかが、Googleは判断しづらくなります。

各キーワードへの評価が分散され、どのキーワードも上位表示しないという、悲惨な結果になります。

4. ベネフィットを伝える

ベネフィットとは、読み手にとっての利点のことです。「記事を読むことで、どんな利点が得られるのか?」それをタイトルで表現します。

たとえばこの記事のタイトル、「読まれる記事を生み出すWordPressの投稿方法とは?8ステップで解説」。
ここでは「読まれる記事を生み出す」というフレーズが、読み手にとってのベネフィットになっています。

5. シンプルにする

タイトルはできる限りシンプルな構成にします。ここでいうシンプルとは、短いタイトルにする、という意味ではなく、読み手に価値が伝わりやすいタイトルにするという意味です。

この記事のタイトルでいえば、「8ステップで解説」という部分。

8つの手順を踏めば投稿完了できるという、読み手にとっての価値が伝わりやすくなっています。「簡単にできそう」 というイメージが湧きますよね。複雑なタイトルは価値が伝わらないので、以下のようなフレーズを使って、シンプルなタイトルにすることをオススメします。

  • 7つのポイント
  • 3つのテクニック
  • 24のチェックリスト
  • 〜のための9ステップ
  • 5つの間違い

これらのフレーズを見れば、記事の内容をすぐイメージできますよね。イメージできないものに対して、人は価値を感じることはないので、ここはタイトル作成において重要なポイントです。

3. 本文を入力する

記事本文は、ビジュアルモードとテキストモードの2つの入力方法があります。ここでは、HTMLの知識がなくても入力・編集がおこなえるビジュアルモードを解説します。

ビジュアルモード

また、WordPressのエディターには、WordPress5.0以降に搭載されているGutenberg(グーテンベルグ)と、それ以前の旧エディターの2種類があります。今回は旧エディターを使って解説していきます。

もしエディターがGutenbergになっている場合、「Classic Editor」「Disable Gutenberg」というプラグインをインストールして有効化します。そうすると、旧エディターに切り替わります。

Gutenbergの使い方は別記事をご用意しているので、以下をご覧ください。

読みやすさを追求するための本文編集 5つのテクニック

ビジュアルモードの場合、Wordに文字を打ち込んでいく感覚で簡単に本文を作成できます。ここでは、読みやすさを追求するための本文編集テクニックを5つ、ご紹介します。

  1. 見出しを設定する
  2. リスト(箇条書き)を使う
  3. 表(テーブル)を使う
  4. リンクを設定する
  5. TCD独自のクイックタグ機能

それぞれ、見ていきましょう。

1. 見出しを設定する

本文を読む人よりも、見出しをザッと流し読みする人のほうが遥かに多いです。見出しを設定しないと、大多数の読み手を失うことになります。

見出しを設定するには、見出しを設定したいテキストを選択した状態で、赤枠で囲った「段落」のタブをクリック。見出し1〜6のなかから、任意の見出しを設定します。

見出しを設定する

見出し1(H1)はタイトルに使うものなので、本文中では使いません。本文中の見出しはH2〜H4を使うのが一般的です。その際、見出しの階層構造のルールを守ります。

見出しの階層構造のルール

「見出し2 → 見出し4 → 見出し3」のような順番は正しくない、ということです。見出しの階層構造が間違っていても、SEOに深刻な悪影響はありませんが、正しく使うに越したことはありません。

2. リスト(箇条書き)を使う

3つ以上なにかを並列したり、要点をまとめたりするときは、リスト(箇条書き)を使うとわかりやすいです。

番号なしリストを設定

番号付きリストを設定

リストにしたいテキストを選択して、「番号なしリスト」、もしくは「番号付きリスト」をクリックするだけ。簡単に設定できます。また、細かいテクニックですが、リストの箇所はインデント(字下げ)の余白を増やすと、流し読みする人の目に止まりやすくなります。

インデントを増やす

通常のテキスト部分よりも左に余白ができるので、一瞬「ん?」 と思うわけです。

3. 表(テーブル)を使う

複数の情報をまとめたり、比較したりするときは、表(テーブル)を使うとわかりやすいです。

表(テーブル)の設定方法を解説します。WordPressのビジュアルモードには、表(テーブル)の作成機能があります。

テーブルを挿入

「テーブル」をクリックして、任意の行数・列数を設定すると、表が作成されます。

挿入されたテーブル

テーマによっては、表の見栄えを良くするためにCSSの調整が必要になるかもしれませんが、TCDテーマならCSS調整は済んでいます。なにもいじらなくても、綺麗な表が出力されます。

テーブルの表示イメージ

次に表の枠線や背景の色を変える方法を解説します。表の枠線や背景の色を変えたい場合は、色を変えたい箇所を選択して、「セル」 → 「セルのプロパティ」をクリックします。

セルのプロパティを選択

「高度な設定」で、任意のカラーコードを入力します。

「高度な設定」 で、任意のカラーコードを入力

試しに、一番上のセルの背景色をグレーにしてみました。以下のように反映されます。

表の背景色を変更

ちなみに、GoogleドキュメントやWordで作成した表を、ビジュアルモードのエディターに貼り付ける方法でも出力できます。GoogleドキュメントやWordの下書き原稿で表を作成済みなら、新しく作り直す必要はありません。コピペでOKです。

4. リンクを設定する

外部の参照元や出典元ページ、サイト内の関連記事へのリンクを設置すると、記事の利便性が高まります。ひと昔前は、「SEOパワーを外部サイトに流してしまう」 「ユーザーを逃してしまう」 といった理由で、外部サイトへのリンクは否定されがちでした。

しかし実際は、読み手にとって有益な外部ページへのリンクであれば、Googleからマイナス評価されることはまずありません。ユーザーにとって役立つリンクであれば、積極的に設置していくべきです。

まずはリンクの設定方法です。リンクを設置するには、リンクを設置したいテキストを選択して、「リンクの挿入/編集」をクリックします。URLを入力して「適用」を押せば完了です。
リンクを設定

また、Ctrl + K(macの場合は、command + K)のショートカットキーでもリンクを設置できます。

次にリンクの編集方法です。設定したリンクにカーソルを合わせてクリックすると、リンクの編集や削除のメニューが出てきます。
リンクの編集や削除

右側をクリックすると、リンクが削除されます。

左側の鉛筆マークをクリックすると、歯車マークの「リンク設定」 が表示されます。
「リンク設定」 をクリック

「リンク設定」 をクリックすると、リンクの編集画面に移行します。
リンクの編集画面

ここでリンク先のURLやアンカーテキストを変えることができます。

リンクを新しいタブで開きたい場合は、「リンクを新しいタブで開く」 にチェックを入れます。

5. TCD独自のクイックタグ機能

TCDテーマには、独自のクイックタグ機能があります(旧エディターのみで使用可能)。
TCD独自のクイックタグ機能

HTMLやCSSの知識がなくても、2列レイアウトやボックス(囲み枠)、ボタン、関連記事カードといった、さまざまな要素をワンクリックで実装できます。

TCDクイックタグの解説動画もご用意しています。以下からご視聴ください。

4. アイキャッチ画像を設定する

ビジュアルは人の注意を引きつけるので、アイキャッチ画像は重要な役割をもちます。

また、ほとんどのWordPressテーマはアイキャッチ画像を設定することを前提に作られているので、アイキャッチ画像がないと不格好な見た目になります。

アイキャッチ画像は、エディターの「アイキャッチ画像を設定」をクリックして、画像をアップロードすれば設定できます。

アイキャッチ画像を選択

アイキャッチ画像のリサイズ方法

アイキャッチ画像は、テーマの推奨サイズにリサイズしてからアップすると、キレイに反映されます。以下のような、ブラウザの無料ツールを使うといいでしょう。

Bulk Resize Photos

Macであれば、プレビューの編集が便利です。画像を開いたあと、「ツール」→「サイズ調整」で、任意のサイズにリサイズできます。

プレビューの編集(サイズ調整)

幅と高さを調整してリサイズ

画像の圧縮に便利なツール

アイキャッチ画像は、ファイルサイズが大きくなりがちなので、圧縮してからアップロードします。以下のツールを使えば、質をほとんど落とさずに画像を軽量化できます。

TinyPNG

アイキャッチ画像を探す方法

アイキャッチ画像は、写真素材サイトから見つけてくる方法が一般的です。

写真素材サイトは、無料と有料のサイトがあります。無料の写真素材サイトは、以下の記事で34サイトをまとめてご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

有料の写真素材サイトでオススメなのは、「shutterstock(シャッターストック)」です。「shutterstock」はお金はかかりますが、クオリティの高い素材が揃っているので、探す手間や品質を考えるとコストパフォマンスは高いと言えます。アイキャッチ画像選定が1つの素材サイトだけでカバーできると、色んな素材サイトを横断する時間が短縮できるため、弊社でも重宝しています。

5. パーマリンクを編集する

パーマリンクとは、ページURL末尾の部分のことです。

パーマリンクの編集

ページ内容を理解しやすいパーマリンクを設定することで、ユーザビリティがアップします(Googleにとっても、ページ内容を認識しやすくなる)。

投稿ページのパーマリンクを編集するには、あらかじめパーマリンクに関する設定を済ませておく必要があります。設定手順は【初心者向け】WordPressインストール直後に最低限やっておきたいSEOの設定項目9選にまとめているので、まだ済んでいない場合は、こちらを参考にしてください(すぐに終わる簡単な作業です)。

パーマリンクは日本語ではなく半角英数字を推奨

パーマリンクは、半角英数字で設定します。日本語のパーマリンクを設定しているサイトもありますし、SEO的にマイナスになるわけでもありませんが、あまりオススメはしません。

なぜなら、日本語のパーマリンクはURLが非常に長くなるからです。

SNSの日本語パーマリンクの表示例

SNSでのシェア時などに、ページ内容がわかりやすくするというメリットもありますので、パーマリンクは半角英数字を推奨します。

<パーマリンクの設定例>
how-to-install-wordpress(WordPressのインストール方法の記事)
writing-for-beginner(初心者のためのライティング術の解説記事)
compare-wptheme-20(WordPressテーマ20個の比較記事)

6. カテゴリを設定する

記事のカテゴリを設定します。1記事に複数のカテゴリを割り当てることもできるので、2つ以上のカテゴリに該当する記事テーマの場合は、複数設定しても大丈夫です。

カテゴリを設定

WordPressをインストールした直後は、「未分類」 というカテゴリしかないので、「投稿」→「カテゴリ」からカテゴリを新規追加しておきます。

「投稿」→「カテゴリ」からカテゴリを新規追加

カテゴリ名とスラッグ(パーマリンクの部分)を入力して、「新規カテゴリを追加」 をクリックします。

カテゴリ名とスラッグを入力

カテゴリ設定の解説動画もご用意しています。以下からご視聴ください。

7. タグを設定する

カテゴリだけでなくタグも設定しておくと、ユーザーの利便性が向上します(記事を探しやすくなるため)。

タグの設定

カテゴリとタグの違いについては、以下記事を参照ください。

簡単にいうと、カテゴリは記事のジャンルであり、タグは記事中に含まれる特徴的なキーワードです。たとえば「contact form 7」の使い方を解説する記事のカテゴリとタグは、以下のようなものになります。

カテゴリ・・・WordPressプラグイン
タグ・・・contact form 7

タグの正しい設定方法の解説動画もご用意したので、以下からご視聴ください。

8. 公開設定をおこなう

記事が完成したら、「公開」 ボタンをクリックして、記事を公開します。
WordPressの公開ボタンをクリックして記事公開

予約投稿もできます。
WordPressの予約投稿

まだ記事が途中段階なら、「下書き保存」 をクリックします。
WordPressの下書き

下書き状態では、「プレビュー」 をクリックすれば記事の表示を確認できます。
記事のプレビュー

WordPressの投稿方法まとめ

ここまで解説してきた、WordPressの投稿方法の8ステップを、改めて箇条書きでまとめました(クリックで、各見出しに移動します)。

  1. 「投稿」 →「新規追加」 をクリック
  2. タイトルを追加する
  3. 本文を入力する
  4. アイキャッチ画像を設定する
  5. パーマリンクを編集する
  6. カテゴリを設定する
  7. タグを設定する
  8. 公開設定をおこなう

この手順通りに作業を進めれば、だれでも簡単に記事投稿を完了できます。投稿自体は特に難しいことはないので、何度か操作を繰り返せば、すぐに慣れるはずです。

投稿に慣れたら、次は「いかにして読んでもらうか」 という編集の視点が重要になってきます。

読まれる記事を簡単に作るには?

5. TCD独自のクイックタグ機能の項目でも軽くご紹介しましたが、TCDテーマに搭載されているクイックタグ機能を使うことで、読まれる記事を簡単に作成できます。

「この装飾、CSSどうするんだ・・・?」と、いちいち頭を悩ませることなく、リッチな見た目の記事をスピーディーに作れます。たったワンクリックで、ボックス(囲み枠)やボタンを配置したり、3列レイアウトを実装したりできるので、投稿時間も大幅に削減できるはずです。

クイックタグの実践的な使い方は、以下の記事をぜひご覧ください。読まれるブログ記事にするための5つのポイントと、簡単で便利なTCDクイックタグの使い方について、詳細に解説しています。

プロも使うおすすめのSEOキーワードツール5選(有料1+無料4)

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キーワード選定作業が捗る、おすすめのSEOキーワードツールを5つご紹介します。

  1. Ahrefs(エイチレフス)
  2. Googleキーワードプランナー
  3. Keyword Tool
  4. ラッコキーワード
  5. Googleトレンド

これら5つのツールは、SEOのプロも現場で使っているものです。キーワード選定やコンテンツのネタ出しに、ぜひご活用ください(Ahrefs以外は無料で使えます)。

1. Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefs

Ahrefs

「Ahrefs」は、被リンク分析ツールとして有名ですが、キーワード選定ツールとしても一級品です。「Keywords explorer(キーワード・エクスプローラー)」 の機能を使いこなせば、ほかのキーワードツールが不要になります。Ahrefsの使い方の詳細なチュートリアルは、以下の記事をご覧ください。

Ahrefsのキーワード・エクスプローラーで取得できる多彩なデータ

Ahrefsには、以下の3つの主要機能があります。

  1. Site explorer(サイト・エクスプローラー)
  2. Keywords explorer(キーワード・エクスプローラー)
  3. Content explorer(コンテンツ・エクスプローラー)

このうち、キーワード調査機能をもつキーワード・エクスプローラーでは、ほかの無料ツールでは取得できない多彩なキーワードデータを取得できます。

Ahrefs管理画面

それぞれの指標の意味を、簡単に解説します。

KD・・・キーワードのSEO難易度
Volume・・・月間検索ボリュームの目安
Clicks・・・そのキーワードの検索結果のページがクリックされた総数(月間)
CPC・・・リスティング広告の1クリックあたりの概算コスト
CPS・・・そのキーワードの検索結果のページがクリックされる率
RR・・・そのキーワードで検索する人が、同じキーワードで再び検索する率
SF・・・ユニバーサル検索※の数と内容
Parent Topic・・・そのキーワードを包括する上位概念の親キーワード

※ユニバーサル検索とは、検索結果にWebページ以外のコンテンツが表示される機能のことです。検索結果に動画や画像が表示されるケースなど。

これらの指標を見ることで、検索ボリュームだけに頼った雑なキーワード選定から卒業できます。たとえばCPSやRRの指標は、検索ボリュームだけでは判断できないキーワードの本当の価値を見極めるのに役立ちます。

Ahrefsの詳細な使い方は、【Ahrefsの使い方】競合分析やキーワードリサーチができるSEOツールをぜひチェックしてみてください。

2. Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーとは、Google広告利用者向けに無料公開されているキーワード調査ツールです。Google広告を出稿していなくても使えますが、取得できる検索ボリュームがざっくりとした数値になります(1000〜1万など )。

Googleキーワードプランナーの使い方の詳細なチュートリアルは、以下の記事をご覧ください。

Googleキーワードプランナーの2つの機能

Googleキーワードプランナーには、おもに以下の2つの機能があります。

Googleキーワードプランナーの2つの機能

  1. 新しいキーワードを見つける
  2. 検索のボリュームと予測のデータを確認する

それぞれ、簡単に解説します。

1. 新しいキーワードを見つける

新しいキーワードのアイデアを発掘します。

「キーワードから開始」のタブを選択してキーワードを入力すれば、関連したキーワードを抽出してくれます。

キーワードから関連キーワードを探す

特定のウェブサイトからキーワードを抽出したい場合は、「ウェブサイトから開始」のタブを選択してURLを入力します。

ウェブサイトからキーワードを抽出する

2. 検索のボリュームと予測のデータを確認する

検索ボリュームを取得したいキーワードを入力して、「開始する」をクリックします。ちなみに、複数のキーワードを一度に入力可能です(CSVアップロードにも対応)。

検索のボリュームと予測のデータを確認する

画面が切り替わったあと、「過去の指標」のタブをクリックすると、キーワードの検索ボリュームを確認できます。

キーワードの検索ボリュームを確認

Googleキーワードプランナーの詳細な使い方は、【初心者向け】Googleキーワードプランナーで検索からの導線を改善しようをぜひチェックしてみてください。

3. Keyword Tool

Keyword Tool

Keyword Tool

Keyword Toolは、海外製のサジェストキーワード取得ツールです。

数あるサジェストキーワード取得ツールのなかでも、Keyword Toolはキーワード抽出量でトップクラスの性能を誇ります。ほかのツールでは出てこないニッチなサジェストキーワードをたくさん発掘できます。

サジェストキーワードの抽出結果

無料プランでは検索ボリュームを取得できないので、検索ボリュームを調べたい場合は、有料プランに移行するか、キーワードをコピーしてGoogleキーワードプランナーやAhrefsのキーワード・エクスプローラーに貼り付けます。

「Copy to clipboard」 を選択

画面右下にある「Copy / Export all」のタブをクリックして、「Copy to clipboard」を選択すると、すべてのキーワードをコピーできます(Excel、CSVのエクスポートも可能)。

Keyword Toolの特徴・機能

サジェストキーワード取得ツール、「Keyword Tool」の特徴・機能をまとめました。

  1. トップクラスのキーワード抽出量(ライバルが見つけられないキーワードを発掘)
  2. 全キーワードをExcel、CSV形式でエクスポートできる
  3. 全キーワードをワンクリックでクリップボードにコピーできる
  4. 動作が軽くストレスフリーで使える
  5. Google以外にも、YouTubeやAmazon、Twitterのサジェストキーワードも取得できる
  6. 競合サイトのキーワード抽出機能(有料プランのみ)
  7. キーワードの検索ボリューム調査機能(有料プランのみ)

キーワード抽出量と機能の豊富さは、ほかのサジェストキーワード取得ツールの追従を許さないものがあります。無料プランでも、十分にSEOの現場で使えるレベルです。

また、海外製とはいえ、直感的に操作できるので言語の壁を感じることはありません。

4. ラッコキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、国産サジェストキーワード取得ツールです。

Googleサジェストだけでなく、「Yahoo!知恵袋」と「教えて!goo」の質問も一括で取得してくれます。Q&Aサイトの質問は、検索ユーザーのニーズを推測する手助けになる情報ですが、質問を一つひとつ見ていくのは非常に骨が折れる作業です。

ラッコキーワードはQ&Aを一覧表示してくれるので、ユーザーニーズを効率的に把握できます。

Q&Aを一覧表示

Googleのサジェストキーワードは、以下のように五十音順、アルファベット順に整理して表示してくれます。

Googleのサジェストキーワードを一覧表示

各キーワードの右端に表示されているアイコンをクリックすると、そのキーワードのさらなるサジェストキーワードやGoogle検索結果(Serps)を別タブで開けます。

キーワードのさらなるサジェストキーワードやGoogle検索結果(Serps)

ラッコキーワードの特徴・機能

サジェストキーワード取得ツール、「ラッコキーワード」 の特徴・機能をまとめました。

  1. キーワードに関連するQ&Aサイトの質問も一括表示できる
  2. 五十音順、アルファベット順にサジェストキーワードを表示してくれる
  3. 全キーワードをCSV形式でエクスポートできる
  4. 全キーワードをワンクリックでクリップボードにコピーできる
  5. サジェストキーワードのGoogle検索結果にワンクリックで移動できる

単純なキーワードの抽出量はKeyword Toolのほうが優れていますが、ツールの利便性はラッコキーワードも負けていません。国産ツールらしく、細かいところへの配慮が行き届いていて、使い勝手が抜群にいいです。

公式サイト:ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))

5. Googleトレンド

Google Trend

Googleトレンド

Googleトレンドは、Googleで検索されたキーワードのトレンド推移を確認できる無料ツールです。キーワードの需要の変化やトレンドを把握して、マーケティング施策やコンテンツ制作に活かすことができます。

詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。

キーワードのトレンド推移を折れ線グラフで確認

キーワードを入力すると、キーワードのトレンド推移を折れ線グラフで確認できます。

需要が伸びているトレンドキーワードを見つけたり、季節変動のあるキーワードを見つけたり(ex.夏の時期に向けて、7〜8月に検索需要が伸びるキーワードを発掘したい)するのに便利です。

期間の指定も自由にできます。

期間の指定

また、特定キーワードのトレンド推移だけでなく、世の中全体のトレンドも確認できます。

「急上昇ワード」 をクリック

左上のハンバーガーメニューの「急上昇ワード」 をクリックすると、世の中全体で多く検索されているキーワードを確認できます。

世の中全体のトレンドを確認

大衆の関心事を把握することは、マーケティング施策やコンテンツ制作に役立ちます。Googleトレンドで、世の中の流れを定期的にチェックすることをオススメします。

Googleキーワードプランナーの詳細な使い方は、キーワードのトレンドを簡単に調査可能。コンテンツ制作にも活かせる「Googleトレンド」の使い方をぜひチェックしてみてください。

おすすめのSEOキーワードツール5選まとめ

プロも使うおすすめのSEOキーワードツールを5つ、ご紹介しました。以下に、5つのツールをまとめておきます(クリックすると、各ツール紹介に移動します)。

Ahrefs(エイチレフス)
Googleキーワードプランナー
Keyword Tool
ラッコキーワード
Googleトレンド

キーワード選定やコンテンツのネタ出しに、これらのツールをぜひご活用ください。

また、これらのツールを活用したキーワード選定の具体的な手順・方法を、以下の記事で詳細に解説しています。関連キーワードの抽出方法やキーワードの整理・分類テクニックを、ステップバイステップで学べる内容になっているので、ぜひチェックしてみてください。

画像の背景を自動で切り抜いてくれるウェブサービス「remove.bg」

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画像に映り込んだ人やモノ以外の背景を切り抜いて透明にするのは、Photoshop等の高機能な画像編集ソフトを使わないと不可能だと思っていませんか。実はそのようなツールを使わなくても簡単に背景だけを切り抜けるサービスが存在します。まずは下記をご覧ください。

切り抜かれる前の女性切り抜かれた後の女性

髪の毛の細かいところまで鮮明に切り抜かれている画像ですが、何か特別なアプリケーションやソフトウェアを使ったわけではありません。当記事ではこのような画像編集を簡単に行うことができるサービス「remove.bg」を紹介します。

「remove.bg」とは

「remove.bg」は、画像の切り抜きに特化したWebサービスになります。ブラウザ上で利用できるため、スマートフォンやタブレットでも利用することができますし、会員登録も不要なので、手軽に画像を切り抜きたい方に最適です。

remove.bgのトップページ

remove.bg

「remove.bg」で画像を切り抜こう

「remove.bg」は、画像の切り抜き以外にちょっとした編集も行うことが可能です。今回は下記の画像を使って、実際に背景を切り抜いて編集していきましょう。

画像の切り抜き例

画像をアップロードして背景を切り抜く

サイトにアクセスしたら「画像アップロード」をクリックして画像をアップロードしていきましょう。少し時間が経つと下記のような画面に変わり、切り抜きが完了します。

背景削除後の画面

アップロードする画像は、切り抜きの対象がはっきりとわかるものにしましょう。対象と背景の境界線が曖昧なものや対象が複数あるものは避けた方が自然な仕上がりになります。

切り抜いた画像を編集してみる

画像を切り抜くことができたら右上の「編集」をクリックすることで軽い編集を行うことができます。背景タブ内の写真をクリックすると、下記のように背景を変更することができ、「写真を選択」から任意の画像をアップロードしてお好きな画像を背景にすることも可能です。

背景画像の変更が可能

また、「削除/復元」タブをクリックすると、画像をブラシで編集することができます。削除の状態でブラシを使うと下記のように手作業で不要な部分を削ることが可能です。切り抜かれた画像を後で修正したいときに使いましょう。復元を使うと削除された部分を元に戻すことができます。

ブラシで削除と復元が可能

切り抜いた画像をダウンロードする

編集ができたら「ダウンロード」をクリックして切り抜いた画像をダウンロードしましょう。今回は、切り抜いた画像に背景画像を設定した後、少しぼかしを加えてみました。比較してみると、どっちが元の画像か分からない程の正確さです。

編集を行った後の犬

無料プランでダウンロードできる画像サイズは、最大0.25メガピクセル(例:625×400)までとなっています。有料プランなら、25メガピクセル(例:6,250×4,000)まで対応しているため、高画質にしたい方は有料プランに変更しましょう。

「remove.bg」の注意点

素晴らしいサービスなのですが、無料プランだと切り抜いた画像は商用利用することができません。そのため、商用目的に使用する場合は、有料プランにアップグレードする必要があります。

有料プランは、従量制の支払い(買い切り)とサブスクリプションプラン(月額制)の2種類あり、料金表を見ると、従量制は990円で10クレジット、サブスクリプションプランは同じ金額で40クレジット獲得できるため、サブスクリプションプランの方がお得です。

「remove.bg」で作業効率を上げる

「remove.bg」を活用すれば、効率よく画像を切り抜くことができるため、YouTubeのサムネイルやバナー作成等の作業時間を削減することに繋がりますね。また、Photoshopの拡張機能(Remove.bg for Adobe Photoshop)も用意されているので、こちらも合わせて使ってみるといいかもしれません。

WordPressに適したレンタルサーバーを選ぶ基準

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WordPressを利用するにはレンタルサーバーとドメインが必要です。WordPressを利用するために準備するものはこちらの記事で解説していますが、本稿ではレンタルサーバーの選び方について、筆者がこれまで体験した失敗も踏まえ、より詳細に解説できればと思います。

WordPressは世界でもっとも使われているCMSです。その為、たいていのレンタルサーバーでWordPressが使いやすい設計になっています。後にも紹介しますが、WordPressの自動インストール機能は主要なレンタルサーバー会社では当然のように実装しています。

なので、大方のWordPressユーザーからすると、「どこのサーバー会社を選んでも、だいたいは快適」です。ただ、ほんの少しだけWordPressを特別な使い方をしたり、特に大胆なセキュリティホールを抱えたサーバー会社もあります。そうした注意点を盛り込んで、今回は選び方もポイントをご紹介します。

ワードプレス自動インストールはあるか

最近のレンタルサーバーにはたいていワードプレスの自動インストール機能がついています。FTPを使わずとも、ワードプレスがインストールできるので便利です。

自動バックアップがあるか

ご自身でもバックアップを取ることは重要ですが、忘れてたり、バックアップしたつもりがとれていなかったということもあるかと思います。そんな時、レンタルサーバー側で自動バックアップをとってくれていれば、ありがたいですよね。私もまだ一度もお世話になったことはないですが、自動バックアップが機能としてあるかは重要です。

なお、WordPressのバックアップ方法はこちらの記事を参照してください。

マシンスペック(HDDかSSDか、メモリ容量はいくらか、など)

どんなサイトを運営するのか、どれだけの数のサイトを運営するのかで変わってきますが、多少の余裕はあった方がいいでしょう。ただ、レンタルサーバーによっては上位プランにワンボタンで移行できるところもあるため、最初はオーバースペックにならない程度のプランで選ぶと良いでしょう。

目安としては100万PV程度のWebサイト1つなら、容量100GBもあれば十分でしょう。

運営会社の母体

長くお付き合いするなら、レンタルサーバーを提供する会社がどういう会社なのかもサーバー選びの判断材料になります。

企業規模や利益が出ているサービスかも重要です。なぜなら、利益が出ていないサーバー会社は突然サービスを終了するケースもあるからです。その場合、引き継ぎもなく終了するので、サーバー引っ越しの手間がかかることになります。

また、2012年に起きたファーストサーバーのデータ消失事件のように衝撃的な事件が起きることもあります。こういった場合、補償されないケースが一般的です(事実、ファーストサーバーは何の補償も行わなかった)。会社の運営に問題があれば、セキュリティやデータ管理の意識が杜撰であるケースも珍しくありません。これは大手であっても同様です。

これらの事情は内部のことなので、外部の私たちにはなかなか知り得ない情報ですがある程度は類推することができます。そのチェック項目として、次の項目を確認してください。

最新のphpバージョン対応

WordPressのセキュリティを考えると、最新のPHPバージョンに対応しているかどうかはとても重要な項目です。

そして、有名なレンタルサーバーなら安心と思っていると、後で痛い目を見る可能性があります。私は一度有名どころのサーバーで、最新のPHPバージョンに対応していないどころか、サポート切れのバージョンで止まっているところを使っていたことがありました。それで泣く泣くサーバー移転をした経験があります。

ssh対応(Gitは使えるか)

sshに対応していなければ、Gitが使えません。Gitでバージョン管理を行うことがないなら必要ありませんが、今後Webサイトが大きくなることを想定しているのであれば、ここもチェックしておいた方が良いと思います。

データベース数は無制限か

たくさんの数のWebサイトをつくるなら、データベースの数は重要です。なぜなら、WordPressサイト1つにつき、1つのデータベースを利用するからです。

10サイト、20サイトくらいならいいですが、数百単位のWebサイトを1つのレンタルサーバー内に作成するつもりなら、データベース無制限を選びましょう。

利用者の多いサーバー、プランを選ぶ

レンタルサーバー側は常にアップデートが必要とされます。ただ、すべてのサーバーやそのプランが同時にアップデートされるわけはなく、人気のあるサーバーやプランからアップデートされていく傾向にあります。

例えば、ロリポップ!の場合、「ハイスピードプラン」が一番人気のあるプランとなっていますが、そのプランは常に他のプランよりも早くアップデートがなされます。しかし、本来はユーザーがたくさんお金を支払っているはずの上位プラン「エンタープライズプラン」を優先してアップデートするのが筋ですが、利用者の少ないプランほど放置されているのが実情です。

サーバー選びにしてもそうです。同じ会社が運営している異なるサーバーでも、利用者数の多いサーバーは頻繁にアップデートされるし、少ないサーバーは先ほども書きましたがサポート切れのバージョンを使っていることも珍しくありません。そうした点から過疎化しているところは選択から外すこともサーバー選びの重要な視点です。

おすすめのレンタルサーバーは?

これまで解説してきた選定基準をおおむね満たしているレンタルサーバーをご紹介します。

個人サイトなら

データベース数だけ上限がありますが、残りの条件はすべて満たしています。法人でも利用できます。
エックスサーバー
 ・初期費用3000円+月額1200円〜
ロリポップ!
 ・初期費用3000円+月額1000円
 ・おすすめは「ハイスピードプラン」。
 ・上位プラン「エンタープライズプラン」は執筆時点でXML関係の機能のバージョンが古いことが確認されています(順次バージョンアップ予定とのこと)。

中堅・大型サイトなら

上記条件をすべて満たしたレンタルサーバーがこちら。そこそこ大きなECサイトを構築するならこちらのサーバーを利用しましょう。
Xserver Business
 ・初期費用15000円+月額4,560円〜
 ・DB無制限

SEO効果を最大化するタイトルの付け方【10のテクニック】

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記事のタイトルは、SEOにおいて重要な要素です。タイトルの付け方しだいで、記事の検索順位や検索結果でのCTR(クリック率)が大きく変わるからです。この記事では、SEO効果を最大化するタイトルを作るための10のテクニックを解説してきます。

なぜSEOではタイトルが重要なのか?

まずは、タイトルがSEOで重要な理由を掘り下げて解説します。

※10のテクニックを先に知りたい場合は、以下をクリックしてください。

今すぐ10のテクニックをチェック

ページを評価するとき、検索エンジンはタイトルを重要視するから

タイトル(titleタグ)は、検索エンジンがページを評価するときに重要視している要素です。

特に重要なのがキーワードです。特定のキーワードで上位表示を狙うとき、そのキーワードがタイトルに含まれているかいないかで、検索順位は大きく変わってきます。

たしかに、ひと昔前に比べれば、titleタグの重要性が下がっているのは事実です。Googleの技術が進化したことで、titleタグにキーワードが含まれていなくても、特定のキーワードで上位表示することがあるからです。

ただそれでも、上位表示を狙うキーワードをタイトルに含めることは、依然として重要かつ効果的なSEO施策です。

Googleのアルゴリズムは、まだ完璧ではありません。キーワードなしにページを適切に評価することは、いまだ困難であり、現時点ではtitleタグにキーワードを含めることがセオリーです。

タイトルが魅力的でないと検索結果でクリックされないから

タイトルは検索順位だけでなく、検索結果(Serps)でのCTR(クリック率)にも影響します。タイトルが魅力的でないと、せっかく上位表示してもクリックされづらくなり、本来獲得できるはずの検索流入を逃してしまいます。

魅力的でないタイトルとは、たとえばSEOキーワードをただ羅列しただけのタイトルや、利点(ベネフィット)が伝わらないタイトル、複雑で難解なタイトルなどです。

しかし、クリックを誘発する魅力的なタイトルであれば、たとえ検索順位が1位でなくても、検索ユーザーの注意を引くことは十分に可能です。

実際、検索ユーザーは必ずしも1位のページだけをクリックするわけではなく、検索結果をザッとスクロールして、自分のニーズに一番フィットしたタイトルのページをクリックします。

「1ページ目の1〜3位でなければ意味がない」 といわれることもありますが、ページのタイトルが魅力的であれば、それ以降の順位でも検索流入を稼げます。

設定するキーワードによって検索流入が大きく変わるから

タイトルを考えるとき、SEOで上位表示を狙うキーワードを含めますが、選定するキーワードによって検索流入が大きく変わります。極端な話、だれも検索しないキーワードをタイトルに含めて、そのキーワードで上位表示しても、検索流入はほとんどありません。

タイトルに含めるキーワードは、実際に検索されていて、ある程度の検索ボリュームがあるものを選定する必要があります。その際、GoogleキーワードプランナーやAhrefsなどのキーワードツールが役に立ちます。

各ツールの詳細な使い方は、以下の記事をご覧ください。

SEOのキーワード選定のノウハウは、以下の記事が参考になります。

SEO効果を最大化するタイトルを作る10のテクニック

ここからは、SEO効果を最大化させるためのタイトル作成テクニックを10個、ご紹介します。

  1. 1コンテンツ1キーワードを徹底する
  2. ロングテールキーワードを含める
  3. キーワードの近接度や語順は気にしない
  4. 可能であればキーワードを先頭に配置する
  5. 34文字程度を目安にする
  6. ベネフィットを伝える
  7. 機能性を含める
  8. 簡便性を含める
  9. 超具体的にする
  10. 同じタイトルを使いまわさない

それぞれ、解説していきます。

1. 1ページ1キーワードを徹底する

タイトルに含めるキーワードは、1ページ1キーワードを徹底します。

複数のキーワードを詰め込めば、たくさんのキーワードで上位表示すると思うかもしれませんが、各キーワードへの評価が分散するのでオススメしません。

この記事であれば、「SEO タイトル」というメインキーワードを1つだけ設定しています。上位表示を狙うために、「SEO タイトル」というキーワードに評価を集約させたいからです。

2. ロングテールキーワードを含める

1ページ1キーワードの徹底、という話をしましたが、メインキーワードに関連するロングテールキーワードは、タイトルに複数含めて問題ありません。

メインキーワードと同じ検索意図をもつロングテールキーワードであれば、評価分散のリスクはありません。この記事でいえば、「seo タイトル 付け方」 というロングテールキーワードをタイトルに入れています。

「SEO タイトル」と「SEO タイトル 付け方」は、どちらも検索ユーザーのニーズが同じなので、お互いにバッティングしません。

であれば、1記事でまとめて対策したほうが効率的ですし、上位表示するキーワードが増えることで検索流入も最大化できます。

ロングテールキーワードはツールで探す方法が便利です。以下の記事で、オススメのキーワードツールをご紹介しているので、チェックしてみてください。

3. キーワードの近接度や語順は気にしない

ひと昔前は、キーワードの近接度や語順が検索順位に影響することもありましたが、いまはほとんど気にしなくても大丈夫です。

「SEO タイトル」 というキーワードであれば、「SEO」 と「タイトル」 、それぞれの単語の距離が離れていても、あるいは単語の順番が逆でも、問題ありません。

上位表示しているページのタイトルを見ても、近接度や語順を厳密に守っているものは少ないです。

「SEO タイトル」 の検索結果

Googleの技術は進化しているので、キーワードの近接度や語順はもはや過去の概念になっています。近接度や語順よりも、日本語として自然かどうかを意識すれば大丈夫です。

4. 可能であればキーワードを先頭に配置する

タイトルのキーワードは、できれば先頭(左側)に配置します。先頭に配置する = SEO効果が上がる、というわけではありませんが、クリック率に影響する可能性があるからです。

検索結果を眺めるユーザーの注意力はそれほど高くありません。じっくりタイトルを読むわけではなく、パッと見で「これは自分に関係あるのか、ないのか」 という判断をします。

そしてその判断に大きく関わるのが、検索キーワードです。能動的に検索キーワードを打ち込んで検索している以上、検索ユーザーはそのキーワードを無意識的に探そうとします。

そのとき、検索キーワードがタイトルの先頭にあれば、検索ユーザーの注意を引きやすくなるというわけです。

5. 34文字程度を目安にする

タイトルの文字数の目安は34文字前後です。検索結果に表示されるタイトルは、34文字程度の幅がMAXだからです。それ以降は見切れてしまいます。

検索結果の文字数

また、無理に34文字に届かせようとする必要はありません。20文字で伝わるなら、20文字で構いません。

6. ベネフィットを伝える

ベネフィットとは、記事を読むことで得られる利点のことです。

○○○が解決する
○○○が改善する
○○○ができるようになる
○○○がすべてわかる
○○○が手に入る

「記事を読むかどうか」を人が判断する基準は、その記事が自分(閲覧者)にとって役に立つかどうかだけです。「これは自分にとって役に立つ」ということを検索ユーザーが認識すれば、タイトルをクリックして本文を読もうとしてくれます。

7. 機能性を含める

機能性とは「記事がどんな機能をもっているのか」ということです。少しわかりづらい概念だと思うので、実例をお見せします。

ペルソナシートの書き方完全解説!Word・PDFのサンプル付き(ダウンロード可)
最高に美味しい!我慢せずに痩せる糖質OFFレシピ20選
ブログ記事を書いたら確認したい33個の編集・校正チェックリスト

それぞれ、「サンプルをダウンロードできる」 「レシピ20個を一気に見れる」 「記事を書いたあとのチェックリストとして活用できる」 といった機能を備えていることが明確にわかるタイトルになっています。

これが機能性をアピールするということです。以下のようなタイトルに比べて記事内容をイメージしやすいため、訴求力が上がります。

<機能性がわかりにくいNG例>
ペルソナシートの書き方とは?完全解説します
最高に美味しい!我慢せずに痩せる糖質OFFレシピ
ブログ記事を書いたら確認すべきこととは?

8. 簡便性を含める

「〜の5ステップ」「〜をする7つの方法」「たった3日で」といったフレーズをタイトルに盛り込むと、簡単に実践できそうな印象になります。

5つのステップや7つの方法さえ知れば、結果が出せるかもしれない
たった3日で、悩みが解決できるかもしれない

この記事でいえば、「10のテクニック」 というフレーズが簡便性のパーツです。10個のテクニックだけ知っておけば、SEOに強いタイトルが作れるということを暗に伝えています。

9. 超具体的にする

タイトルは具体的であればあるほど、見る人の興味を引き、クリックを誘発しやすいです。たとえば、この記事のタイトルが「SEOのタイトルの付け方」 という曖昧なものだったら、あまり興味を引けないはずです。

タイトルの具体性を増すには、以下のような要素を盛り込むことをオススメします。

  • 具体的な数字(7つの方法など)
  • ターゲットを特定する単語(○○○のための、○○○向け)
  • シチュエーションを表す単語(○○○したとき)

また、先ほど解説したベネフィット機能性を含めることも、タイトルの具体性を増すために有効です。

10. 同じタイトルを使いまわさない

SEOの観点からは、複数のページで同じタイトルを使いまわさないほうがいいです。完全に同じでなくても、たとえば「前編」「後編」といったフレーズだけが異なるタイトルは、重複コンテンツ扱いになる可能性があるからです。

また、「○○○を成功させる方法 その1」 のようなシリーズもののタイトルは、ページ内容を把握しづらいので、CTRも下がりやすいです。

可能な限り、各ページ固有のオリジナルタイトルを設定することを推奨します。

まとめ

最後に、10個のテクニックをまとめておきます(クリックで、各見出しに移動します)。

10個のテクニックを意識すれば、上位表示を達成したり、検索結果におけるCTRを上げたり、SEOの効果を最大化したタイトルを作ることができます。ぜひ、実践してみてください。

SEOのノウハウをもっと学ぶなら

その他のSEOノウハウを学ぶなら、以下のページをぜひチェックしてみてください。SEO関連のノウハウ記事をまとめています。

・SEO – アーカイブ集
https://tcd-theme.com/category/marketing/seo

有料ソフト不要。MacでYouTube用の画面を収録する方法

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画面の操作方法等を動画で解説する際に画面収録は欠かせない機能の1つですが、Macユーザーの方で画面を録画するためにサードパーティ製のソフトを検討されている方は多いのではないでしょうか。

弊社でもYouTube用にとある有料ソフトを購入してみたのですが、Macに標準搭載されている画面収録機能で十分という結論に至りました。当記事ではMac純正の画面収録方法を紹介しますので、有料ソフト等を検討されている方は、手始めに試していただくことをお勧めします。

画面収録ソフトに必要な要素

画面収録ソフトを検討する際に最低限抑えておきたいポイントとして下記が挙げられます。

  • マウスポインタを表示できる
  • 録画範囲を指定できる
  • 音声を収録できる
  • 広告等が表示されない

Macに標準搭載されている画面収録機能はこれらを全て満たしています。特段理由がなければ、サードパーティ製のソフトを検討する前にこちらを使っておけば間違いないでしょう。

Macで画面収録する方法

Macで画面収録を行う際にソフト等を起動する必要はありません。まずは、キーボードから下記のショートカットキーを押してオンスクリーンコントロールを表示させましょう。

Shift + Command (⌘) + 5

起動すると下記のようなコントロールパネルが表示されます。

オンスクリーンコントロール

こちらに表示された各項目をクリックすることで画面収録を開始できます。なお、macOS Mojaveより前のバージョンをお使いの方はQuickTime Playerを使うことで収録することが可能です。

画面全体を収録する

画面全体を収録する場合は、下記画像の赤枠部分をクリックしてください。

オンスクリーンコントロールで画面全体を録画する

クリック後にマウスポインタの形状がカメラアイコンに変化しますので、再度画面をクリックすることで、録画を開始することが可能です。

選択した範囲だけ収録する

選択した範囲だけ収録する場合は、下記画像の赤枠部分をクリックしましょう。

オンスクリーンコントロールで画面の一部を録画する

クリック後に点線で囲まれた選択範囲が表示されますので、その範囲をドラッグで調整してください。調整することができたら、右側の「収録」ボタンをクリックして録画を開始することが可能です。

小さな範囲に限定して収録することもできるので、Gif画像に変換してブログに活用するのもいいですね。

録画を停止する

録画を停止する際は下記のショートカットキーを押すことで、画面収録を停止することができます。

Command(⌘) + Control + Esc

録画を開始すると、画面上部のメニューバーに停止ボタンが表示されるので、そちらをクリックして停止することも可能です。

オプション

画面収録時により細かな設定を行う場合はオプションを活用しましょう。オプションでは下記の項目を設定することが可能です。

保存先
ビデオが自動保存される場所を変更できる

タイマー
収録を開始するタイミングを選択できる(なし・5秒・10秒)

マイク
音声を収録するかどうかを選択できる(外部マイク等を使用する際はこちらで選択)

フローティングサムネールを表示
こちらをオフにすると画面右下にサムネイルが表示されなくなります。

最後の選択部分を記憶
前回画面収録を行った時の選択範囲を保存できますので、同じ選択範囲を何度も使用される方は、こちらの機能をオンにしておくことをお勧めします。

マウスクリックを表示
画面クリック時にマウスポインタの周りに黒い円を表示するかどうかを選択できる

YouTube用に画面収録ソフトの購入を考えている方へ

今回はMacの標準機能で画面収録する方法について解説しました。弊社で有料の画面収録ソフトを購入したにも関わらず、こちらの機能を使用しているのは、購入したソフトに思いの外不具合が多く、書き出しが遅い等の理由があったためです。

最近は画面収録と動画編集がセットになったものが多いですが、中途半端な価格で購入するよりも、Mac純正の画面収録機能で撮影した素材を高度な動画編集ソフトで編集した方が安定感があると思いました。これから導入を考えている方の参考になれば幸いです。

また、優秀なサードパーティ製のソフトも多数存在します。下記の記事で紹介している無料動画編集ソフトは自動でテロップを挿入してくれますので、ぜひこちらも合わせて使ってみてください。

YouTubeのチャンネルアートの設定方法と注意点【完全版】

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YouTubeチャンネルを開設した後に必ずやっておきたいのがチャンネルアートの設定です。当記事ではチャンネルアートの設定方法や使用する画像の制作方法について解説しますので、まだ設定がお済みでない方は参考にしてください。

YouTubeのチャンネルアートとは?

チャンネルアートは自分のチャンネルページの上部に表示される画像のことです。弊社のチャンネルだと下記のメイン画像部分になります。

弊社のチャンネルアート

弊社チャンネルはこちら

チャンネルアートを設定すれば、視聴者に自分のチャンネルであることを強く印象づけることが可能ですので、必ず始めに設定するようにしましょう。

チャンネルアートに使用する画像を用意する

まずはチャンネルアートに使用する画像を用意する必要があります。基本的には背景画像にチャンネルの象徴となるロゴやテキスト、イラスト等を表示するのが主流ですね。ただし、チャンネルアート用の画像を制作する際に注意すべきポイントがありますので、必ず下記の条件を確認してから作成するようにしましょう。

チャンネルアートの画像作成時の注意点

チャンネルアートは、閲覧するデバイス(PC、スマホ等)によって見え方が異なります。どのデバイスでも適切に表示されるように使用する画像が下記の条件を満たしているか確認しましょう。

  • 画像サイズは2560×1440px
  • ファイルサイズは6MB以下
  • 最小安全領域(1235x338px)内にロゴを配置

ここで大切なのは、最小安全領域内にロゴやテキストを配置できているどうかになります。最小安全領域を簡単に説明すると、下記画像の白色部分になります。この白色のエリア外(赤色エリア)にロゴを配置してしまうと、デバイスによっては見切れて表示されなくなります。

最小安全領域を表した画像

チャンネルアート用画像を作成する

上記の条件を踏まえた上でチャンネルアート用の画像を作成していきましょう。背景画像+チャンネル名(チャンネルロゴ)で作成している方が多いので、先に背景画像を用意します。背景画像にお困りの方は、下記に無料でダウンロードできる画像素材サイトをまとめていますので、ぜひ利用してみてください。

後は、お使いのエディタで用意した画像にロゴ(イラスト)等を配置して画像を作成することが可能です。画像編集ソフトをお持ちでない方は下記のツールもお勧めです。

チャンネルアートの設定方法

画像を用意することができたので、実際にチャンネルアートを設定していきましょう。まずはチャンネルアートの追加画面に移動するため、YouTubeにログインして画面右上から「チャンネル」をクリックしましょう。

チャンネルを選択する

次は下記の画面が表示されるので、「チャンネルをカスタマイズ」をクリックします。

チャンネルをカスタマイズを選択する

チャンネルアートを調整する

ここからチャンネルアートを追加していきます。「チャンネルアートを追加」をクリックしましょう。

チャンネルアートを追加を選択する

追加したら「パソコンから写真を選択」をクリックして、作成したチャンネルアート用の画像を選択しましょう。選択すると、下記のような表示になります。

チャンネルアートの各デバイス表示を確認する

ここで真ん中に配置したロゴやテキストが見切れていないか確認してください。この表示はごく一般的な端末のサイズを表したもののため、より小さな端末でも正常に表示されるよう各端末内に余裕を持って収まっているかも確認するようにしましょう。

チャンネルアートが見切れていた場合

もし画像内のロゴやテキストが見切れていた場合は「切り抜きを調整」をクリックすることで、切り抜きの範囲を調整することが可能です。ただし、ここでできるのは切り抜きの範囲を縮めることなので、もしロゴやテキストが大きすぎた場合は、再度画像を編集してからアップロードするようにしましょう。

これで画像サイズを調整することができたら「選択」をクリックしてチャンネルアートを設定することができました。不安な方はお持ちのデバイスでも表示を確認してみてください。

YouTubeのチャンネルアートはかなり重要

今回はチャンネルアートの設定方法と注意点について解説しました。YouTuberにとってチャンネルアートは企業のブランドロゴに近い存在ですので、収益が安定してきたらプロのデザイナーやイラストレイターに外注するのもいいかもしれません。また、これからYouTubeチャンネルを始める方は、下記の記事で紹介している無料編集ソフトもお勧めですので、ぜひご覧ください。


ソーシャルリスニングとは?SNSでの言及・誘導をマーケティングに活用する。

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「顧客の声を拾いたい。」ビジネスの活動において、アンケートを取るという行為は日常的に行われているマーケティングのうちのひとつかと思います。

SNSが発達した現代では、アンケートのように企業側が耳を傾けるだけでなく、自然発生的にWeb上に顧客の声が広がりやすい環境が整っています。企業側がSNSでの炎上を恐れるのもそうした背景があります。

ソーシャルリスニングとは、顧客や見込み客の意見や欲求、感想などをソーシャルメディア上で見える化し、販売戦略に活かすマーケティング用語です。SNSでの話題性づくり、言及数を増やして、ブランドの認知度向上や売上アップを図る行為でもあります。

高まってきたソーシャルリスニングの重要性

レビューサイトやソーシャルメディアが普及した今、ユーザーのリアルな感想は非常に身近なものになっています。多くのユーザーが購入前にインターネット上で調べることが、もはや自然な行動になったということです。「この商品を使った人はどう感じているのか」「製品の満足度は高いか」「他サービスと比較するとどうなのか?」人によって検索の目的は様々ですが、知人からのおススメよりも、全く知らない顔も見えない人のレビューを購買の意思決定の参考にするケースもあります。

デジタルネイティブ世代が今後労働人口の中心を担うようになる中で、レビューの重要性はますます高まっていくでしょう。

デジタルネイティブ(世代) (digital native) とは、学生時代からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた世代であり、日本では1980年前後生まれ以降が該当する
デジタルネイティブ – Wikipedia

ブランド言及状況の把握

1つ大事なこととして、ブランド名、商品名、サイト名などのSNSでの言及はSNS内だけでなく、検索エンジン内での順位・序列にも影響します。よって、次の事柄を把握しておく必要があります。

  • ソーシャルメディアにおける自社ブランド言及数・センチメント(ポジネガ)を把握する
  • 競合他社とブランド言及状況を比較する
  • 自社活動(キャンペーン、イベント、商品発売など)のインパクトを把握する

ソーシャルメディアにおける影響力を高めるのに必要な分析となります。

インフルエンサーの特定

インフルエンサーを早い段階で味方に引き込んでおくことは、SNS内での影響力を拡大する上で効果的な施策です。

  • インフルエンサーを発見し、ユーザー参加型のキャンペーンに招待する
  • インフルエンサーとの会話を活性化し、波及効果を高める

広報的リスクマネジメント

オープンなメディアほど炎上リスクも高まります。特にツイッターは誰でも見れて、短期間での拡散力もあるため、炎上に発展しやすい性質があります。意図せず炎上することを避けるため、あらかじめ炎上した際のシミュレーションをしておくことが企業側に求められます。

  • 風評や炎上の火元を把握する
  • 実際に炎上した時のシミュレーションをしておく(具体的にどう対応するか)
  • センシティブなキーワード(LGBTなど)からは距離を取る

消費者インサイトの抽出

潜在的ニーズである消費者インサイトを知ることは、未来を知ることでもあります。

  • 消費者が抱える商品への不満にスポットをあてる
  • 不満・批評を書き出し、解決策を考える
  • 解決策から、商品開発やマーケティング活動のヒントを得る

カスタマーサポートの強化

カスタマーサポートでは質とスピードの2点が同時に求められます。どちらも高めるにはどうすればいいかを考えます。また、アクティブサポートすることで不満を持った顧客をコアユーザーに変えることも行います。

  • 質・スピードを分けて分析する
  • 製品やサービスのサポートに要望や不満を持つユーザーに企業側から接触し、ユーザーの問題を解決する(いわゆるアクティブサポート)
  • 同時に満足してくれている顧客にもスポットをあてる(バランスをとる)

ソーシャルリスニングを行う際のポイント

顧客の声を聴くだけで満足していては意味がありません。大切なのは、ソーシャルメディア上で聴いた顧客の声を、改善や新たな施策へと活用していくことです。そこでソーシャルリスニングに初めて取り組む際のポイントを紹介していきます。

ツールの分析結果が全てではない

ツールを使っていながらも矛盾する考えのように聞こえるかもしれませんが、ツールのはじき出す結果は意識し過ぎないほうがよいでしょう。ツールとはいえ、完璧なものではないからです。重要なのは顧客の声の大局を掴むこと、時系列比較や競合比較といった相対比較のための数値としてはとても有効なのでそれぞれの活かし方を掴んでSNSを調査してみましょう。

競合と比較する為に活用する

ソーシャルメディア全体での言及数、平均との対比は気になるかもしれませんが、自社サービスを向上させる用途ではあまり使えるデータとは言えません。ひとつ業態が違えばSNSでのユーザー動向も異なってきます。あくまで近いジャンル。ピンポイントにターゲットとなる競合他社との比較をするために活用したほうが良いでしょう。

Twitterは分析対象から外さない

ソーシャルメディアの中でも、Twitterは書き込みを公開にしている人が多く、体験したこと、思ったことをすぐ気軽に投稿している傾向があります。そのメディア特性から時系列でのピークがはっきりと出やすく、市場心理がはっきりと分かりやすいです。最もソーシャルリスニングに向いたメディアだといえるのでツイッターでの分析は外さないようにしましょう。

分析対象メディアは定期的に見直すことも大切

ソーシャルリスニングでは、Twitterとブログが基本的な分析対象メディアに向いていますが、その他に何を分析対象として加えるのか、それは自社ブランドの特徴に合わせて検討します。例えるなら、Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋など)、レビューサイト(価格コム、食べログ、Retty、Yelpなど)、SNS(Instagramなど)自社サービスのターゲット顧客が割り合い多く含まれそうなメディア選定は効率を上げてくれるでしょう。

世間のトレンドと販売施策のバロメーターとして認識する

ユーザーがソーシャルメディアで話題にするネタは幅広く、様々な情報が含まれています。自社のソーシャルメディア施策の反響をチェックするだけでは勿体ないです。他社の目立った新製品発表、ユーザーが興味を引くことに成功している販売施策、炎上している事例など、自社サービスの未来に活かせる情報がたくさん存在します。ソーシャルリスニングにおいては自社サービスに対する反響をみるついでに、全体的な俯瞰した視点も併せ持つとより価値を高めることができます。

まずは自分がソーシャルに参加する

ソーシャルリスニングをするには、ソーシャル(社会)なメディアに参加することがまず第一に必要です。インスタグラムを分析ツールとして使うなら、自らインスタグラムで積極的に情報発信をし、ソーシャル(社会)に仲間入りしておく必要がある。

積極的な情報発信、インフルエンサーたちとの会話・交流を通して、自社のアカウントを育てる。フォロワーを増やしていく。そうした営みを続けてこそ、はじめてソーシャルリスニングが活きてくると言えます。

「さりげないアフィリエイト」でWebサイトの収益力をアップする

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アフィリエイトはどんなWebサイトでもできる収益化の手段です。つまり、アフィリエイトを目的としたWebサイト以外でも活用できるのです。

例えば、以下のページはアフィリエイトで収益化されたページです。

アフィリエイトを目的としたページではなく、コンテンツメインのページなので、一見わかりにくいかもしれません。しかし、収益化されているのです。あくまでもコンテンツがメインで、アフィリエイトはサブ。コンテンツメインのページは「集客に強い」という特徴があります。

本稿ではさりげなくアフィリエイトプログラムをページ内で使うことで、Webサイトの収益力をアップさせる方法をご紹介します。

「さりげないアフィリエイト」の心得

さりげなくアフィリエイトするには、次のことに意識します。

  • アフィリエイトで記事内容を変えない
  • 集客できるコンテンツをつくる
  • アフィリエイトリンクを目立たせない
  • テキストリンクでも売れる
  • 商品説明は不要

アフィリエイトで記事内容を変えない

コンテンツメインで記事を書くということは、アフィリエイトに影響されずに記事を書くということです。例えば、AとBというアフィリエイトプログラムがあり、Aの方が報酬率やEPC(1クリックあたりの収益額)が高いとします。すると多くのアフィリエイターはAを優先して紹介し、Bを貶める記事にしがちです。

けれど、報酬率やEPCに左右されず、ユーザーのメリットを最優先にしたコンテンツの方が完成度が高くなる。結果として、ページの寿命も長くなります。

集客できるコンテンツをつくる

アフィリエイトを目的としたページは往々にして集客に弱いです。なぜかというと、コンテンツが乏しいからです。商品紹介だけしているページにあまり魅力はないですよね。

そのページそのもので集客できるようにするには「役に立つコンテンツ」をつくる必要があります。そうするためには、一旦頭からアフィリエイト(収益化)を忘れることがおすすめです。役に立つコンテンツをつくっていく中で、たまたま収益化出来るプログラムが合ったときにだけアフィリエイトするのです。

アフィリエイトリンクを目立たせない

売れたらお金が稼げるというインセンティブによって、どうしてもアフィリエイトリンクを目立たせたくなるのが人間心理です。ですが、あえて目立たせるべきではないと言っておきます。不自然なコンテンツになる可能性があるからです。

記事の文脈上、目立たせるべきところがたまたまアフィリエイトリンクだったら目立たせても良い。しかし、そうではないなら目立たせるべきではありません。バナーを設置してテカテカと目立たせるなど、もってのほかです。

テキストリンクでも売れる

例えば、次のような目立たないテキストリンクでもクリックはされますし、成約にも至ります。
TCDアフィリエイト
※アフィリエイトリンクではありません。

目立たない分、クリック率は落ちますが、必要な人がクリックするため、成約率は上がります。結果としてさほど変わらないのです。記事全体の精読率や情報の価値を上げることに労力を割くほうがいいでしょう。

商品説明は不要

本職のアフィリエイターは商品が売れるように自分のページで売り込みをします。もちろん、それは良いのです。

けれども、商品説明や売り込みがなくとも売れる商品はたくさんあります。TCDテーマもその1つですが、あえてアフィリエイター側が売り込み必要はないのです。売ることはメーカーが作ったセールスページに任せて、リンクで誘導することだけをやっていればアフィリエイト報酬は発生します。

「さりげないアフィリエイト」は企業のメディアでも実行できる

アフィリエイトはアフィリエイターという本職の人達がやるイメージがあります。実際にそういう側面はあります。けれども、アフィリエイトを単なる1つの収益手段として捉えた時、誰もがやっていいんですね。

企業のWebサイト、メディアだと自社の商品しか売っちゃいけないという暗黙的なルールがあるように思います。実際に企業のメディアを見ていると、収益化できるのに収益化していないケースがほとんどです。

意図的にやっていないのなら良いですが、もったいないですよね。

当社もアフィリエイト報酬が入っています

当社は御存知の通り、WordPressテーマを開発・販売する企業です。しかし、アフィリエイト収入も多少なりともあります(冒頭で紹介したページからも毎月売上が発生しています)。もちろんそれは全体の割合から見ると微々たるものです。けれども、毎月安定してアフィリエイト報酬が発生しています。もちろん、それにかかる手間もありません。

アフィリエイトをなりわいとする企業でなくてもアフィリエイトを1つの収益の手段として持っておくのは、Webサイト全体の収益力強化にも繋がるので、ぜひおすすめします。どんなアフィリエイトがあるかというのはこちらの記事をご参考ください。

FAQ、ランキング、アバウトページをWordPressテーマ「ANTHEM」で作成する方法

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ANTHEMには、ユーザーのニーズに答えたり、サイト管理者の業務を軽減できるページを制作する機能が搭載されています。本稿は、ページの種類ごとに活用できる機能の解説記事です。最も大きな特徴であるセールスページ制作機能については、下記記事で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。

ユーザーの疑問を解消するFAQページをつくる

商品やサービスを購入する前にユーザーの不安や疑問を解消しておくことは、有効な施策です。商品購入のハードルを下げたり、サポート業務を効率化できます。

ANTHEMに搭載されているカスタム投稿タイプ「サポート」を使って、FAQページを作成してみましょう。以下のように通常の投稿と同じく、タイトル・本文を入力して作成してください。

サポートページ設定画面

質問(タイトル)と回答(本文)という形でアコーディオン(開閉)式のページが出来上がります。通常の投稿と同様に「メディアを追加」やクイックタグも使えるので、展開する本文の部分にボタンやリンクを設置させることも可能です。

カテゴリーを追加・設定すると読み込み無しでソート可能なページが生成され、上部のボタンでノンストレスに切り替わります。

サポートページサンプル

デモサイトでは、上記のようにFAQページを制作していますが、タイトルを表示する部分に日付も表示できるので、アップデート情報やお知らせを表示させる使い方もできます。

サポートページフロント

人気商品をアピールするランキングページをつくる

販売している商品のバリエーションが多く、それぞれに異なる特徴があると消費者は迷います。それらを解決するために、商品の販売個数などを元にランキング形式で掲載しておくといいかもしれません。

ANTHEMに搭載されているランキングページ制作機能は、以前の記事で紹介したセールスページの記事IDを並べることで、ランキング一覧が生成される仕様になっています。任意の順位でランキングページを制作可能です。

ランキングページサンプル

また、下記のような編集画面になっており、ランキングコンテンツを追加するごとにページ上部ヘッダー下に表示されるボタンが追加される仕様となっています。クリック時は読み込み無しで遷移します。上記のデモページフロント画面と照らし合わせてみてください。

ランキングページ編集画面

また、1ページ内にカテゴリーごとのランキングを表示することも可能です。手動で見出しやサブタイトルも変更できるので、商品のカテゴリー以外にも、販売者側オリジナルの目線でも制作できます。

カテゴリーランキング設定画面

例えば、初心者向けのおすすめや、用途別、コスパやデザイン面から見たランキングなどでしょうか。販売者目線の比較もお客さんが購入する際の判断材料のひとつになるはずです。

ランキング一覧の上下にはフリースペースで自由にコンテンツを作成できます。通常の投稿のようにクイックタグもご活用いただけますので、ランキングページ内を柔軟にカスタマイズ可能です。

ランキングページ内フリースペース編集画面

シンプルな売り上げ順の他に、目線を変えたランキングを制作したり、フリースペースにはオリジナルのバナーやボタンを設置するのもアリですね。

企業やサービスのアバウトページをつくる

1ページに概要がまとめられたページである「アバウトページ」や「ランディングページ」(以下、LP)を制作できる機能を解説します。両者は性質が全く異なるページです。詳しい内容は割愛しますが、サイト内の下層ページであるアバウトページ、広告のリンク先などにセットするLPという認識で考えましょう。

LPでは商品やサービスを売ることだけでなく、後々、商品を購入してくれるような見込み客リストを集めることも重要です。より詳しい内容は下記記事を参考にご覧いただけます。

ランディングページ制作機能

性質の異なるページはレイアウトを変える必要があります。ここでは汎用性の高いANTHEMのLP制作機能について解説いたします。

例えば、以下のデモページを比較してみてください。すべて同じ機能で作成していますが、一つ目は企業やブランドのABOUTページとして、それ以外は前作のテーマ「CURE」の販売にフォーカスしたLPのサンプルとなっています。

以下のようにページごとにヘッダーやフッターの有無、グローバルメニューの有無、コンテンツ幅などを簡単に変更できるので、ページの性質をガラッと変えることができます。

基本設定キャプチャ

メインコンテンツの部分は、LP用のコンテンツビルダーを使って編集できます。下記の3種類のコンテンツを組み合わせて構築可能です。

見出しのデザインを選べるフリースペース

フリースペース

レイヤー画像をアニメーションさせれるフル幅コンテンツ

レイヤーコンテンツ

デザインされた3カラムコンテンツ

3カラムコンテンツ

各コンテンツの見出しのデザインはあらかじめ用意さてれている以下の3タイプから選べます。

ワンタッチでいつでも変更できて、色や背景画像、オーバーレイも設定可能です。

見出し設定箇所

また、見出しを入力するとヘッダー下部に表示できる「コンテンツリンクボタン」に自動で連動する仕様です。スクロール時に上部に固定することもできます。これにより高いユーザービリティを実現しています。

コンテンツリンクボタン反映箇所

縦に長くなりがちなLPで、いかにユーザーがストレスを感じず、自然にコンテンツを閲覧できるかを考えた仕様です。このテンプレート一つで実用性の高いページをさまざまなバリエーションでつくれます。

また、フリースペースで制作したコンテンツには、テーマに搭載されているCSS(class=”inview”)を指定してスクロールと同時にアニメーション表示させることができます。例えば、テキストと画像を別々にフェードイン表示させたい時は、以下のように個別にクラスを適用すると実現可能です。

<div class="inview">テキストテキストテキスト</div>
<img class="inview" src="画像URL"/>

LPサンプルのテキストや画像には、このように指定しています。

※クラスを指定するには、テキストエディターを使う必要があります。
※YouTube動画など外部サイトから埋め込んでいるコンテンツには、うまく反映されない場合がありますので、ご了承ください。

ランディングページの効果的な使い方

アバウトページに加え、バリエーション豊かなLPを制作できますが、LPの目的である「見込み客リストの獲得」を実現するポイントを少しお話します。

デモサイトでは前作「CURE」の販売にフォーカスしているLPサンプルですが、例えば無料でダウンロードできるテーマ(商品)のLPにしてみるとどうでしょうか。下記のようなページですね(実際に弊社テーマを無料でダウンロードいただけます)。

優れたコンテンツを無料でダウンロードできるとなると、そこから他のテーマにも興味をもっていただける可能性も生まれます。このようなLPが見込み客リストを取り込むきっかけになるわけです。

商品なら無料で提供したり、サービスなら「無料体験のお申し込み」などのリンクをセットするといいでしょう。上記ページもそうですが、メールアドレスを入力していただき、そこに商品を送付させていただいております。

つまり、取得したメールアドレス宛にメルマガを発信するなどのマーケティングが可能になるということです。お客様に役立つ情報を発信したり、別の商品をPRするような施策を打てるようになります。

商品やサービスが優れていること、役立つコンテンツを発信することが大前提ですが、工夫したLPで見込み客リストを取得し、そこにメルマガなどでアプローチをかけるという戦略は極めて有効です。

各種ページ制作機能を活用して目的にあったページを作成しよう

目的別にさまざまなバリエーションのページを制作できるANTHEMの機能を紹介してきました。巧みに活用して、幅広い角度から戦略を考えてみてください。

ページの導線設計やデザインはANTHEMにお任せいただき、いかに優れたコンテンツを提供するかに注力いただけます。

合わせて読みたいWordPressテーマ「ANTHEM」の関連記事

第1回 : どうすれば成約率を高められるか?「ANTHEM」に実装されたセールスページを徹底解説
第2回 : WordPressテーマ「ANTHEM」の販売ページで紹介できなかった16の機能一覧
第3回 : FAQ、ランキング、アバウトページをWordPressテーマ「ANTHEM」で作成する方法(当記事)
第4回 : CSS不要。思わず押したくなる「ANTHEM」のボタンホバーアニメーションの活用方法

ブログの最低文字数、目安はあるのか?文字数とSEOの関係を考察

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ブログの文字数で悩んでいませんか?

「ブログの文字数、何文字くらい書けばSEOに強くなるのか?」
「最低1000文字書いたほうがいいと言われたけど、本当なのか?」
「最適な文字数の目安を知りたい」

この記事では、SEOに最適なブログ記事の文字数目安を考察します。

早速、結論からお伝えします。

Googleは文字数で検索順位を決めていない

GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)によると、文字数によって記事の検索順位が決まることはない、とされています。

https://twitter.com/JohnMu/status/1021690796691607552

「Word count is not indicative of quality(単語数は品質を示すものではない)」とあるように、使われている単語数や総文字数によって、記事の品質が決まるわけではありません。

文字数の多い・少ないによってブログ記事の品質が判断されているわけではない

この事実にしたがえば、「最低何文字書けばSEOの順位が上がりますか?」という質問に対する答えは存在しない、ということになります。

大事なのは文字数ではなく、読者にとって価値ある記事を書くことです。価値ある記事とは、読者が求めている情報が書かれた記事のことで、言い換えれば検索意図を満たした記事のことです。

<検索意図とは?>
検索意図とは、あるキーワードで検索する人の大多数が知りたいこと、求めていることです。検索意図に合致した記事を書くことが、ブログ記事のSEOで最も重要。詳しくは、【キーワード選定方法】SEO効果を高めるキーワード整理・分類テクニックが参考になります。

検索意図を満たした記事なら、よく目安として語られる1000文字を下回っていても、検索上位に表示されることはあります。「この記事は998文字で、1000文字に2文字足りないから評価を落とす」という欠陥品のようなアルゴリズムを、Googleが採用することはないでしょう。

したがって、検索上位に表示されるための最低文字数の目安は存在しない、ということです。

でも、上位表示している記事ほど文字数が多いけど・・・?

文字数で検索順位を決めるアルゴリズムはありません。それは事実です。

とはいえ、

「上位表示している記事ほど文字数が多いけど・・・?」

このような疑問を、もしかしたらお持ちかもしれません。その疑問はある意味正しいです。実は、検索順位と文字数はまったくの無関係とは言えないからです。

ご覧のように、上位表示している記事ほど文字数が多い傾向にあります。

もちろん、文字数と検索順位との間に明確な因果関係はありません。検索上位のページほど文字数が多いという、単なる相関関係に過ぎないので、単純に文字数を増やせばいいという話ではありません。

そもそもなぜ、Googleの検索上位ページは文字数が多い傾向にあるのか?

これは、文字数の多さそのものが評価されているわけではなく、記事の網羅性(他サイトの記事を読む必要がないほど充実した内容)やキーワードの関連性(関連語が豊富に含まれている)が評価されているからです(推測ではありますが)。

つまり、文字数はあくまで結果に過ぎないということです。記事の内容を充実させたら、結果的に文字数が多くなった・・・というだけのことです。

そしてGoogleも、「この記事は7000文字もあるから高評価だ!」 と単純に判断しているわけではなく、検索意図との合致や情報の網羅性、利便性などを総合的に判断して、検索順位を決めています。

文字数が検索順位の決め手になっているわけでは決してないので、文字数を過度に気にする必要はないのです。

結論、文字数は関係ない

「5000文字以上は絶対に書こう!」
「2000文字以内に絶対におさめよう!」

こんなふうに、文字数を意識して記事を書く必要は、まったくありません。合理性がないからです。

文字数はあくまで結果に過ぎません。

読者が求めるであろう情報をすべて盛り込んだら結果的に10000文字になった
結論を簡潔にまとめるだけで読者のニーズは十分満たせるテーマだから、結果的に800文字程度になった

というだけのことです。読者のニーズありきであり、文字数ありきではないのです。

もちろん、ブログを運営するうえで、ある程度の文字数目安を決めておくのは悪くありません。それが品質を統一したり作業効率をアップさせたりすることも事実ですが、「絶対に○○○文字以上書く!」 と、ガチガチに縛らなくても大丈夫です。

補足:ブログの文字数が多すぎる場合【2万字超えは危険】

最後に、「ブログの文字数が多すぎる場合」の注意ポイントを補足します。

伝えるべきことをすべて伝えて、その結果長くなるなら別にそれでいいのですが、極端に長くなるようなら(20000文字など)、記事のターゲットを絞り込めていない証拠かもしれません。

たとえば、春のファッションをテーマにした記事で、男性向けと女性向けのコーデをごちゃ混ぜにして、年代も10代〜50代まで幅広く取り扱ってしまうようなケースです。

こうなると、文字数が異様に増えてしまうのは容易に想像できると思います。

基本的に、ブログ記事は「1記事1キーワード・1ターゲット」「1記事、1メッセージ」が原則です。上記の例にあてはめれば、「春 ファッション メンズ 20代」というキーワードを設定して、20代の男性向けに特化した記事を書くことが理想です。

「1記事1キーワード・1ターゲット」を意識すればSEOにも強くなりますし(キーワードの評価分散を回避できる)、記事が必要以上に長くなることも防げます。

「ちょっと長くなりすぎでは・・・?」

ブログ記事の執筆中にそう感じたら、記事のターゲットが複数になっていないかどうか、見直してみましょう。

【まとめ】ブログの文字数目安とSEOの関係考察

文字数の多い・少ないでブログ記事の検索順位が決まるアルゴリズムを、Googleは採用していません。したがって、SEOに強いブログ記事の文字数目安は存在しません。文字数ではなく、読者が求める情報を書くこと(検索意図を満たすこと)が、何より重要です。

もちろん、キーワードによっては、「このくらいの文字量がないと必要な情報を網羅できない」こともあると思います。競合が軒並み10000文字超えのボリュームのある記事を展開している状況で、1500文字程度の記事で対抗できるかと聞かれたら、「それは難しいかもしれない」という答えになります。

実際問題、ある程度の記事ボリュームが必要になることも多いわけですが、それでも、文字数ありきではなく読者のニーズありきで考えることが重要です。

「競合が10000文字書いているから、こっちは12000文字を書いて・・・」

ではなく、

「読者のニーズを満たすには、これくらいの情報を盛り込む必要がある」

という思考です。

それで最終的に5000文字になろうが15000文字になろうが、読者のニーズを満たせるだけの情報密度になっているなら、どちらでも構いません。繰り返しになりますが、文字数の多い・少ないで検索順位が決まるわけではないからです。

文字数ありきの不自由な記事作成から抜け出して、読者に視点を移していく。
それが、ブログのSEO成功への第一歩です。

YouTubeチャンネルを始める時はブランドアカウント一択です。

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YouTubeチャンネルのブランドアカウントってご存知ですか?YouTubeでは普段動画を見る時に使用している個人用のアカウントとは別に複数のブランドアカウントを作成することができます。

もし事業を目的としてYouTubeチャンネルを開始するなら間違いなくブランドアカウントを作成するべきでしょう。当記事ではこのブランドアカウントを作成する一連の流れについて解説していきます。

YouTubeにはアカウントが2種類存在する

YouTubeのアカウントは大きく分けて下記の2種類が存在します。どちらも動画をアップロードして公開できるという点では同じなのですが、個人用のアカウントのほうが若干制限があるので注意が必要です。

・個人用アカウント
・ブランドアカウント

個人用アカウント

個人用アカウントは、基本的にYouTube上の動画を見て楽しむためのアカウントです。こちらはGoogleアカウント1個につき1つまでしか作れませんし、Googleのアカウント名がそのままチャンネル名になってしまうため、事業としての利用よりも個人利用(プライベート)に適しています。

ブランドアカウント

ブランドアカウントは、ビジネス利用や収益の受け取りを目的としている方(YouTuber)に最適のアカウントになります。これからYouTubeで動画をアップロードしてお金を稼ぎたい、集客に利用したいと考えている場合はこちらのアカウントを開設しましょう。また、ブランドアカウントは、Googleのアカウント1つにつき複数のチャンネルを作成することができますし、チャンネル名も自由に変更することが可能です。

ブランドアカウントの作成方法

それではブランドアカウントを作成していきましょう。ブランドアカウントはスマホやタブレットで作成することはできないため、下記よりPCからYouTubeにログインしてください。

YouTube

ブランドアカウント作成には、Googleアカウントが必要です。必ず先にGoogleアカウントを作成しておきましょう。

ブランドアカウントを作成する

YouTubeにログインできたら画面右上のアイコンから「設定」をクリックしてください。

YouTubeの設定

下記の画面になりますので、「チャンネルを追加または管理する」をクリックしましょう。

YouTubeのアカウント設定

次は左側にある「新しいチャンネルを作成」をクリックしましょう。

新しいチャンネルを作成する

ブランドアカウント名を入力する

あとはブランドアカウント名を入力し、「作成」をクリックすることで、アカウントの作成が完了になります。このブランドアカウント名にはYouTubeチャンネル名を入力しましょう。

ブランドアカウント名の入力

これでブランドアカウントを作成することができたので、最後に下記のチャンネルアイコン部分をクリックして、チャンネルの顔となるプロフィール写真を追加しておきましょう。

チャンネルアイコンを変更する

YouTubeを始めよう

今回はYouTubeのブランドアカウントの作成方法について解説しました。これで本格的にYouTubeチャンネルを始めることができますので、忘れない内にチャンネルアートの設定も済ませておきましょう。

チャンネルアートはチャンネルページ上部に表示される画像ですが、設定時にいくつか注意点が存在します。下記の記事ではそれらの注意点をまとめてますので、正しく設定したい方はぜひご覧ください。

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